8月のこと、表参道、「ザ・ストリングス」の『タバーン・バイ ザ グリーン』で彼女と過ごす、シャンパーニュ・ディナーの続き。
気が付くと、窓の外はすっかり日が暮れている。
窓に書かれた”STRINGS”の文字が、左右で向きが逆になっているのが面白い。
彼女が選んだポワソンは、メカジキのハーブグリル、ガランガルジンジャーレリッシュ、ズッキーニヌードル、ピスタチオ、ミント。
ガランガル(別名タイジンジャー)はタイ料理によく使われる香辛料で、現地名はカー。
私が選んだプリモピアットは、ヤリイカとアスパラガスのアーリオ・オーリオ、大葉のジェノヴェーゼ、レモンの風味。
飲んでいるシャンパーニュは、モントードン、ブリュット、トラディション。
柔らかなヤリイカがたっぷり。
大葉のジェノヴェーゼが味に変化を持たせるアクセントとなっている。
タリアテッレの麺リフト。
ブログをやっていない彼女は、「そんな写真まで撮るの」と怪訝な表情。
モントードンのボトルを飲み干したので、二本目のシャンパーニュを抜栓。
抜栓したボトルは、ルイ・ブーヴィエ、ブリュット。
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区に本拠地を置く家族経営のメゾン。
セパージュは、ピノ・ムニエ90%、シャルドネ5%、ピノ・ノワール5%。
彼女のヴィアンド、私のセコンドピアットは同じ料理を選択。
信玄鶏腿肉のジャークチキン、マンゴーサルサ、コーン&大葉のフリット。
ジャマイカ料理のジャークチキンはスパイスの複雑な味が素晴らしい。
スパイシーなチキンにマンゴーサルサの甘辛の組み合わせが楽しい。
コーンと大葉のフリットも美味い。
私は食後の飲み物は、ブレンデッド・ウイスキーをオンザロックスで。
二本目のシャンパーニュは飲み干している。
彼女はもう少しシャンパーニュを飲みたいということで、新しいボトルのモントードン。
折角なので、私もお付き合い。
食後は熱いコーヒーでまったり。
彼女はカフェオレ。
今夜は飲み過ぎてしまったが、楽しいディナーだった。
カウンターのディスプレーが美しい。
来る時は階段を使ったが、帰りはエレベーターで。
エレベーターホールも広々とした造り。
1階に下りると、カフェ&ダイニングの『ゼルコヴァ』の中を通り抜ける。
「ザ・ストリングス」のエントランスを出ると、最後に振り返って撮影。
実際にはかなり暗いのだが、ナイトヴィジョンにするとフラッシュ無しでもこんなに明るく写る。
メトロに乗る前に、「OMO KINOKUNIYA」で明日の朝食用のサラダを何品か購入。
彼女と過ごす、表参道での素敵な夜でした。