引き続き時系列を飛び越えて、初春の歌舞伎鑑賞記事をアップ。
1月のこと、ちぃさんと東銀座で待ち合わせ。
今日は”壽 初春大歌舞伎”を鑑賞の予定。
まずは歌舞伎座の地下で、ネットで購入しておいたチケットを引き取り。
次に向かったのは、銀座のスパニッシュ、『スペインクラブ』。
歌舞伎の夜の部が16時から始まるので、その前に遅めのランチを食べることにした。
お店は奥がとても深い。
店内には、スペインの食材やワインの販売コーナーも。
案内されたのは、部屋の中央にある四人用のテーブル。
赤いテーブルクロスを見ると、牛ならずとも人間も興奮して食欲が増す気がする。
いわゆるランチタイムは既に過ぎているので、店内に残る客は3組のみ。
時間があればゆっくり見て歩くと楽しそうだ。
まずは、カヴァを抜栓。
瓶内二次発酵で造られたカヴァの泡立ちが素晴らしい。
カタルーニャ州、ペネデスのソレル・ジョベが造る、モネガール・セルダ、ブリュット。
ちぃさんと、「今日もいっぱい飲みましょう」の乾杯。
カヴァのお供に出されたアミューズは、生ハム。
一口食べると、「これは良いイベリコ・ベジョータですね」と私。
「わかりますか。あそこに置いている原木から今切り取りました」とお店のスタッフ。
綺麗に熟成したイベリコ・ベジョータは脂がねっとりと甘くて美味い。
青リンゴ、ライチ、そして仄かにパイナップルの香り。
綺麗な果実味と酸を持つ、フレッシュなブリュット。
配合比率は不明だが、ぶどうはマカベオ、チャレッロ、パレリャーダ。
前菜は三種盛り。
ジャガイモとニンニクとハーブのポテサラ。
キノコと野菜のマリネ。
ケソ・マンチェゴ。
チーズの上には花梨のゼリー、添えられているのはアーモンドのフライ。
ケソ・マンチェゴはラ・マンチャ地方の羊乳を原料として造られるチーズ。
バゲットが届く。
バゲットのお供は、オレアウルム、エキストラヴァージン・オリーブオイル。
オリス・デ・カタルーニャ社が生産する高級オリーブオイルで、最高品質のオリーブ、アルベキーナ種100%で作られている。
バゲットにつけて食べると美味い。
ちぃさんと過ごす、銀座の『スペインクラブ』での楽しい午後は続きます。