私の記事もようやく12月。
クリスマスシーズン記事はほとんどタイムリーにアップしているので、昨年記事は残りわずかです。
彼女と人形町駅で待ち合わせ。
人形町交差点から金座通りを隅田川に向かって歩くこと約10分、ようやく目的の場所に着く。
正面に見えるのは、東京スカイツリー。
今夜のお店が入居するビルの入り口には、奇怪な人形。
一歩ビル内に足を踏み入れると、更にこんな人形が。
こ、これは”第五人格”ではないか。
ここは”IDENTITY Ⅴ JAPAN LEAGUE”の会場になっていた。
”IDENTITY Ⅴ”=”第五人格”は、中国のポータルサイト「Netease Games」が開発・運営する非対称対戦ゲーム。
1人のハンターと4人のサバイバーに分かれ、ハンターは逃げ惑うサバイバーを捕まえる、サバイバーはハンターから逃げながら脱出を目指すというゲーム。
ホールの左側には対戦会場、そして右側には今夜のお店、人気の隠れ家イタリアン、『ランゴロ』がある。
開店時間に入店したので一番乗り。
今夜も満席で、かなり先の日程まで予約で埋まっている。
私も一ヶ月前に何とか予約が取れた。
店の奥には、こんな個室も。
今夜のメニューをチェック。
私たちは初めての訪問なので、お薦めのコースを予約している。
まずは泡で乾杯。
イタリア、ロンバルディア州のナターレ・ヴェルガが造る、イル・ポッジョ・ディ・ヴィニエティ、スプマンテ、ブリュット。
ナターレ・ヴェルガは高品質低価格のワイン造りで定評のある、大規模な家族経営のカンティーナ。
柑橘や青リンゴのフレッシュな香り。
フルーティーな果実味を綺麗な酸が優しく包む、洗練された味わいのスプマンテ。
ぶどうは、グレーラ、ガルガネガ主体。
アンティパストが届き始める。
ソフトサラミとモルタデッラ。
フンギのサラダ。
取り分けるのは私の役目。
次の料理は何だろう。
和歌山県産黒あま柿とクリームチーズとペコリーノ。
自家製の黒パン。
黒あま柿は上品な甘さが素晴らしい。
柿とプロシュートの組み合わせも好きだが、チーズとの組み合わせも美味い。
スプマンテのグラスを飲み干すと、白ワインをグラスで。
アブルッツォ州のマルヴァジアで造られた自然派ワイン。
ボトルの写真を撮らせてもらおうと思ったら、箱ワインなのだそうだ。
自然派の箱ワインは初めての経験。
富山県産鰆のカルパッチョ。
鰆は魚に春と書くが、旬は冬。
鰆は身が柔らかく崩れやすいので、薄造りには適さない。
この切り身もカルパッチョにしては肉厚。
マルヴァジアの白ワインは二杯目。
彼女と過ごす、日本橋浜町のイタリアン、『ランゴロ』での楽しい夜は続きます。