11月のこと、丸の内で友人たちと過ごす楽しい午後の続き。
メンバーは、ちぃさん、ピエールロゼさん、そして私。
丸の内仲通りを散策し、向かった先は「新丸ビル」。
7階の「丸の内ハウス」のテラスからは東京駅丸の内駅舎を見渡すことができる。
予約しているお店は、ハワイアン料理の『ココ・ヘッド・カフェ』。
ホノルルにある人気店が日本に初出店したお店だ。
窓が大きいのでとても開放感がある。
テーブル席もあるが、バーカウンターの席が好き。
遅めのランチで目一杯食べているので、お腹は全く空いていない。
そこで飲み物を選ぶ。
コースターはまさにハワイ。
選んだ飲み物は、ハナレイ・アイランドIPA。
ビールに三種の果汁、パッションフルーツ、オレンジ、グアバが加えられている。
三人で乾杯。
香りはフルーティーだが、苦味が強いしっかりしたIPA。
IBU(International Bitterness Units)は32と記載されているが、もっと強い感じがする。
(日本の大手メーカーのラガーのIBUは15程度。)
何か軽いおつまみをということで注文したのは、スパムのフライ。
このお店のオーナーシェフは、ニューヨークで人気のシェフだった、リー・アン・ウォン。
彼女がハワイに移住し、開いたお店が『ココ・ヘッド・カフェ』。
韓国ではスパムは春節の贈り物の定番で、みんな大好きな食材。
シェフはきっと韓国系アメリカ人なのだろう。
取り皿に乗せていただく。
美味いがかなり味が濃く、ビールが進む。
やはりスパムフライは手で食べる方が似合っている。
ビールの次は、白ワインをボトルで注文。
ラングドック・ルーションのスター・ドメーヌ、ドメーヌ・ポール・マスのクロード・ヴァル、ブラン、2022年。
ドメーヌを率いるのはマス家の四代目、ジャン・クロードとミシェルの兄弟。
最初は温度が低過ぎたので苦味を感じたが、温度が上がるにつれて南仏の太陽を感じさせる豊かな果実味が現れる。
果実味を優しく包む綺麗な酸とミネラル、やはりポール・マスのワインは美味い。
このワインはサクラワインアワードの2021年、2022年で金賞を獲得している。
セパージュは、グルナッシュ・ブラン 35%、ヴェルメンティーノ 25%、シャザン 15%、モーザック 10%、ソーヴィニヨン・ブラン 10%、シュナン・ブラン 5%。
話しが弾み、結構長居をしてしまった。
『ココ・ヘッド・カフェ』を出ると、ピエールロゼさんに「丸の内ハウス」を案内してフロアを巡る。
ここは『リゴレット』の通路向きのカウンターで、ここで食べ物や飲み物を買ってテラスで楽しむことができる。
ここは広尾に本店がある、『サワムラ』。
ここのカウンターでワインを飲むのも良いものだ。
ここにはイチローズモルトもある。
『もへじ』の前には入店待ちの長い列。
テラスも一巡りする。
ちぃさんと私は前回ここで撮影しているので、今回はピエールロゼさんを撮影。
本当に燃えているように見えるが、実際には手で触ってみると冷たい。
ちぃさんは、本人のご意向に従い後姿を撮影。
長い髪が素敵だ。
アマビエより長いかもしれない。
髪の毛を少し分けてもらいたいと思ってしまう。
最後は、ピエールロゼさんとのツーショット。
友人たちと過ごす、丸の内の楽しい夜は続きます。