友人たちと休日のディナーはクラフトビールで、リオ・ブルーイング&コー、六本木 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

11月のこと、友人たちと六本木の『リオ・ブルーイング&コー』で過ごす楽しい夜の続き。

今夜のメンバーは、きゅーちゃん、KEiさん、すみれさん、ちぃさん、茶目子さん、そして私。

 

このお店の人気料理、シカゴピザが届く。

6人なので2台ある。

 

麺リフトはしたことがあるが、ピザリフトは初めて。

 

左はシカゴチーズリパブリック、右はホットシカゴ。

 

三種類目のビールは、エクリプス・トリプル・ミエル。

アルコール度数は、8%。

”年に数回、少量醸造でお届けする特別なビール、エクリプス・シリーズ。第一弾はベルギー産の大麦モルトと小麦、ヨーロッパホップに蜂蜜を加えた自慢のトリプル。仕込み時に加えた蜂蜜と、我々が直輸入したベルギー産2種の酵母からなる、芳醇でフルーティーなアロマ。甘味を感じるのにスッキリとした味わい。時間をかけて温度による変化も楽しんでいただきたい”。

美味しいのでガバッと飲んでしまい、あとで”時間をかけて”を読んでも後の祭り。

 

ベルギー産ピンチェ芋のポムフリッツ、雲丹マヨネーズとトマトケチャップ。

付け合わせは、ズワイガニとブロッコリーのスモーキーサラダ。

これも二皿届いた。

 

ポムフリッツを食べると、ビールが益々進む。

 

四種類目のビールは、カラコル・サクソー。

アルコール度数は、7.7%。

”ディナンはサクソフォンを発明したアドルフ・サックスの出身地であり、カタツムリ(カラコル)がサックスを持っている。軽いレモンの皮のような香りと味わい、ワロン地方独特の甘味もからまる素晴らしいビール”。

 

説明の文章だけを読んでも意味が分からないので、ラベルを張り付け。

兜のようには見えるが、サックスを持ったカタツムリには見えない。

 

いよいよメイン料理が届く。

 

特注石窯で仕上げる山形牛(A5ランク国産黒毛和牛)と四万十ポークの石窯ローストグリル盛り合わせ。

 

肉料理が出されたところで、再び乾杯。

 

五種類目のビールは、デリリウム・ブラック・バレルエイジド。

アルコール度数は11.5%。

”デリリウム・ノクトルムとデリリウム・ノエルをブレンドし、バーボンのオーク樽で9ヶ月熟成させた超限定。どっしりとした力強いビールで、バーボンの芳醇な香り、アルコールを感じる”。

 

デリリウムと言えばピンクの象で有名だが、この強いビールの象は色も特別。

 

牛肉には玉ねぎとジュのソース。

豚肉にはプラムのソース。

どちらも美味い。

 

ビールを5種類飲んだ後は、ロゼのスパークリングワインで乾杯。

 

チリで圧倒的な人気を誇る、バルディビエソ、ブリュット、ロゼ。

ピノ・ノワールとシャルドネで作られた高品質のスパークリングだ。

 

デザートは、特濃ミルクのひとくちブランマンジェ、ダークベリーソース。

 

そしてデザートに合わせるのは、〆のビール。

再度、デリリウム・ブラック・バレルエイジド。

アルコール度数が高いので酔いが回る。

 

店を出ると、来た時にはまだ点灯していなかった樹々のイルミネーションが明るく輝いている。

 

それほど遅い時間ではないが、人の姿は少ない。

寒くなると、地下道の方が居心地が良い。

 

今夜も安田侃氏の「意心帰」を撮影して帰途に就く。

友人たちと過ごす、六本木の楽しい夜でした。