11月のこと、四年ぶりの楽しい高知旅の続き。
メンバーは、しづちゃんと私。
「久礼大正市場」を出て向かったのは、久礼八幡宮。
大きな格式のある本殿だが、中に飾られている額の中の絵は、左が鰹、右が鰹のたたきとは久礼らしい。
ふむふむと説明書きを読む。
興味のある方のために、拡大して張り付けておく。
しづちゃんはどこかと探すと、なんと、この石の穴を潜り抜けているではないか。
これは”厄ぬけ石”なのだそうだ。
しづちゃんに「幸さんも厄を落とさなきゃ」と促され、絶対に無理だと思いながら挑戦。
肩が抜けるのに苦労したが、何とか通り抜けることができた。
ひょっとして、私は意外とスマートなのかもしれない。
第二の鳥居を過ぎたところで、拝礼。
第一の鳥居を見ると、その先はもう海。
第一の鳥居を過ぎたところから社殿を振り返る。
海岸に出ると、誰かの像がある。
碑文を読むと、「土佐の一本釣り」の作者、青柳裕介さんの像だった。
久礼が鰹の町として全国的に有名になったのは、ひとえに青柳裕介さんのお陰。
町にとっての恩人なのだ。
漁港近くには、津波避難タワー。
「土佐の一本釣り」の主人公に因み、”純平タワー”と名付けられている。
純平タワーからの太平洋の眺めをしばし楽しむ。
純平タワーを出て向かったのは、久礼天満宮。
久礼天満宮の由来書きを読む。
写真が歪んでいるのではなく、元々左右の柱の高さが違っているのだ。
天満宮なので、「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじ無しとて 春な忘れそ」と菅原道真の短歌。
長い参道を進み、本殿に向かう。
しづちゃんはちゃんと参拝。
私は一応クリスチャンなので、お参りは控える。
境内の至る所につわぶきの花。
寄進者の名板の中に、今から行く西岡酒造の名前を見付けた。
久礼天満宮をあとにすると、最後の目的地、西岡酒造に向かう。
途中、懐かしい昭和の看板を集めた場所があった。
これらの看板に違和感が無い、居心地の良さを感じさせる町だ。
しづちゃんと過ごす、楽しい高知の旅は続きます。