美味い酒と鰹を求めて四年ぶりの高知への旅、高知市から中土佐町へ 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

11月のこと、四年ぶりの高知への旅の続き。

メンバーは、しづちゃんと私。

 

乗車予定の特急列車の発車時刻まであと40分弱。

駅舎内にある『庄や』で早速土佐酒を注文。

選んだ酒は、土佐鶴 純米吟醸 辛口 銘鶴。

 

四年振りの高知到着に乾杯。

 

全国チェーンのお店なので最初は入店をためらったが、壁に掛けられたメニューを見ると、高知の郷土料理が並んでいる。

 

あおさの天麩羅、うつぼの唐揚げやどろめ(生のカタクチイワシの稚魚)もある。

 

そして卓上薬味セットも全て高知の名産品。

これは良いお店だと感心する。

 

色々食べたいところだが、時間が無いので直ぐに出してもらえるおでんを注文。

 

大根の厚みが素晴らしい。

ホクホクに柔らかく、しっかり味が染みていて美味い。

 

秋田県知事のお陰で有名になったじゃこ天。

じゃこ天は愛媛県の名産品。

厚みががあり、美味しく食べ応えがある。

 

まだ20分あるね、ということで、次の土佐酒を選ぶ。

 

亀泉 しぼったばっかし 生酒 上撰原酒。

アルコール度数は18%もある。

 

亀泉でも乾杯。

時間が押して慌ててボトルを飲み干すと、駅のホームに向かう。

 

ホームでアンパンマン列車を見付け、大興奮。

 

私は鉄道に興味はないが、鉄道ファンのしづちゃんと一緒にいると私まで一生懸命撮影してしまう。

 

発車時間ギリギリに土讃線特急あしずり3号に乗り込む。

 

丁度50分で、土佐久礼駅に到着。

列車は次の窪川駅に向けて出発。

 

特急停車駅と聞くとそれなりに大きな駅を想像していたが、閑散とした駅にショックを受ける。

こちらは高知駅方面。

 

こちらは窪川駅方面。

 

ホームを降りると線路を渡り、駅舎に向かう。

 

特急停車駅が無人駅とは改めて驚くと共に、地方経済の厳しさを実感する。

家を出てから約8時間、ようやく土佐久礼に到着。

 

小さな町なので、どこにでも徒歩で行くことができる。

まずは昼食に向かうことにする。

しづちゃんと過ごす、高知の楽しい旅は続きます。