11月のこと、ちぃさんと銀座で待ち合わせ。
日が暮れるのが早くなり、「ギンザシックス」が明るく輝く。
六丁目からすずらん通りに入る。
今夜のお店が入居するビルの入り口には、多くの生花。
この辺りのビルに入居するお店はほとんどが高級クラブ。
その内の一軒が15周年を迎えたのだそうだ。
現役のころ、この辺りでよく遊んでいたことを思い出す。
今夜のお店は広東料理の『芳園』。
ちぃさんと私はここに来るのは四回目。
前回は2022年1月に、ショーコさん、みんみんさんと四人で訪れている。
その時の記事はこちら。
店内に入り、あまりに様子が変わっているので驚いた。
昨年まではもっと高級感があるインテリアでテーブル間隔も広かったのに、とても質素な雰囲気に変わっている。
私たちのテーブルは一番奥。
支配人も代わり、他の従業員は全員中国人になっている。
経営が代わったのだろうか。
気を取り直し、飲み始めることにする。
最初の飲み物はお店から。
冷えたスパークリングワインが渇いたのどを潤してくれる。
乾杯用のワインは瞬殺。
もっとスパークリングを飲みたいねと言うことで、次はボトルで。
コンパニー・フランセーズ・ド・グラン・ヴァンが造る、デュック・ド・パリ、ブリュット、ブラン・ド・ブラン。
ユニ・ブラン100%で、シャルマ方式で造られたヴァン・ムスー。
香港バーベキュー入りシェフお薦め前菜盛り合わせ。
下段左から、トントロ、蓮根と胡桃、腸詰、牛の煮凝り、甘海老、ベビーコーンと椎茸、魚のトマト煮、干し豆腐。
フカヒレの姿煮込み、金華ハムエキス入りブラウンソース。
今回のフカヒレはなかなか立派。
温度が熱々になるまで待っていただく。
厳選点心3種蒸し。
肉焼売、フカヒレ蒸し餃子、海老蒸し餃子。
味が付いているので、このまま食べてくださいとのこと。
これは美味い。
お店自慢の北京ダックが届く。
ちぃさんが添えられたせんべいの色が違うことに気が付いた。
ちぃさんにはピンク、私には白のせんべいが出されている。
自家製窯焼き北京ダック、オリジナル甜麵醬で。
バリバリ海老春巻き添え。
前回までは北京ダックは二本だったが、一本に減ってしまった。
高温の窯で焼き上げた北京ダックは美味い。
一本に減ったのは残念だが、代わりの揚げた海老春巻きも美味しいので良しとしよう。
ちぃさんと銀座の中華で過ごす楽しい夜は続きます。