11月のある休日、神楽坂のビストロ、『ル・パリジャン』で友人たちと過ごす楽しい午後の続き。
ここはパリジャンのナビルさんのお店。
メンバーは、Daisyさん、mamiさん、みんみんさん、そして私。
ヴィアンド用に、赤ワイン。
と思ったら、白のグラスが二つ混ざっている。
しかも四人なのにグラスが五つ。
赤ワインが苦手なみんみんさんは、引き続き白ワイン。
そしてmamiさんは、白と赤の並行飲み。
ラングドック・ルーションのフレンチ・ルーツ、メルロー、2021年。
ボルドーのジネステのネゴシアン物。
気軽なワインだがしっかりとした果実味を持ち、肉料理にも良く合う。
ヴィアンドは、仔牛のオーブン焼き、胡椒のソース。
仔牛なので色が薄い。
仔牛肉はレアよりもしっかり火入れをした方が美味い。
柔らかな肉に、ジュ、ポワロ、胡椒のソースがベストマッチ。
ソース・ポワヴラードは鹿などのジビエに使われる強いソースなのだが、ポワロが加えられているのでまろやかで仔牛肉によく合う。
ヴィアンドを食べ終えると、再びスパークリングワイン。
奥に映っているパン籠は、お代わりして二つ目。
最後に残った一個のパンは、Daisyさんと私で半分ずつに分けて完食。
デセールは、クレームブリュレ。
三人に届くが、何故かみんみんさんには出されない。
最後に、みんみんさんにはハピバプレート。
みんみんさん、お誕生日おめでとうございます。
〆はホットコーヒー。
四人で記念撮影。
Daisyさん、mamiさんとは初めてお会いしたとは思えないほど話が弾み、楽しいランチだった。
ナビルさんの心配どおり、私たちが最後の客となってしまった。
お店の前で、ナビルさんを囲んで記念撮影。
ナビルさん、今回もお世話になりありがとうございました。
気分が高揚した四人は、これでは終わらない。
もう少し飲んで帰りましょうということで、皆さんをご案内したのはここ、
”昼から呑め〼”と、魅力的な立て看板が出たお店。
高知の物産や土佐酒のお店、『ぼっちりや』では、イートインスペースで飲むことができる。
”ぼっちり”とは土佐弁で”丁度良い”という意味。
『ぼっちりや』オーナーの石元握美さんとツーショット。
石元さんには高知旅行の相談をしたりしている。
冷蔵庫には土佐酒がずらりと並ぶ。
土佐酒が欲しいときは、銀座の「まるごと高知」か、ここで買っている。
今日の角打ちのボトルをチェックし、それぞれが酒を選ぶ。
私の酒は、安芸郡の南酒造所が醸す、南 特別純米 出羽燦々 ひやおろし。
使用米は山形県産出羽燦々、精米歩合は60%、日本酒度+9の辛口。
mamiさんの酒は、安芸郡の濱川商店が醸す、美丈夫 純米吟醸 秋酒。
使用米は愛媛県産松山三井、精米歩合は55%。
みんみんさんの酒は、高知市の酔鯨酒造が醸す、酔鯨 純米吟醸 吟麗 秋あがり。
使用米は北海道産吟風、精米歩合は50%。
Daisyさんの酒は、中土佐町の西岡酒造が醸す、久礼 辛口純米+10 ひやおろし。
使用米は愛媛県産松山三井、精米歩合は60%、日本酒度は+10もある。
久礼はキリリと引き締まった辛口で、鰹によく合う。
西岡酒造には二度訪問しているので、馴染みのある酒だ。
友人たちと過ごす、楽しい神楽坂の午後は続きます。