休日の午後は友人たちとフレンチ・ランチ、ル・パリジャン、神楽坂 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

引き続き時系列を飛び越えた記事をアップ。

11月のある休日、みんみんさんと神楽坂で待ち合わせ。

 

神楽坂に来れば赤城神社にご挨拶。

でも境内に入る時間はない。

何時も思うのだが、この鳥居の前の電線、何とかならないのだろうか。

景観だけでなく地震対策のためにも電線の地下化を早く進めてもらいたいものだ。

 

神楽坂通り(早稲田通り)を神楽坂上交差点に向かって下る。

コボちゃんは季節に合わせて洋服を替えるので、今日はどんな服装かチェックするのも神楽坂の楽しみの一つ。

作者の植田まさしさんの体調不良(前立腺がん)のため、四コマ漫画の「コボちゃん」は2022年6月から休載となっていたが、昨年の3月1日から再開となったのは喜ばしい限りだ。

ところで、コボちゃんの本名は”田畑小穂”。

 

大好きだったイタリア食材やワインのアンテナショップ、『イル・グスト・ドルチェ・ヴィータ』は6月11日に閉じてしまった。

 

予約しているお店は、ビストロの『ル・パリジャン』。

パリジャンのナビルさんのお店だ。

 

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壁はレンガ張りで、店の奥は、全面ワインセラー。

今日は満席のため店内の撮影は控え、これは別の日にお店に一番乗りした時に撮影したもの。

 

私たちの席の横は、バー。

お酒の注文が楽なテーブル。

 

メンバーが揃い、スパークリングワインで乾杯。

今日のメンバーは、Daisyさん、mamiさん、みんみんさん、そして私。

Daisyさんとmamiさんにお会いするのは初めて。

 

レ・グラン・シェ・ド・フランスが造る、レ・ダムリエール、コレクション、ブラン・ド・ブラン、ブリュット。

サクラワインアワード2020の金賞受賞酒。

フレッシュ&フルーティーなスパークリング。

シャルマ方式で造られ、セパージュは、アイレン70%、ユニ・ブラン30%。

 

アミューズは、キノコのポタージュ。

 

パンと自家製バター。

このバターが美味しく、パンが進む。

パンはお代わり自由。

 

アンディーヴ、レーズン、リンゴ、コンテチーズのサラダ。

 

甘酸っぱいフルーツの中に、アンディーヴの苦味が心地よい。

 

スパークリングワインを二杯飲んだ後は、白ワイン。

もうこの頃になると、Daisyさんとmamiさんとも初めましてとは思えないほど打ち解け、話しが弾んで止まらない。

 

ラングドック・ルーションのソー・ヴィニュロンが造る、アンリ・ノルドック、シャルドネ、2021年。

輝く淡い黄金色、グレープフルーツやパッションフルーツの香り。

フレッシュ&フルーティーなシャルドネだ。

 

ソー・ヴィニュロンは2005年設立の若いワイナリーだが、最新鋭の醸造設備を備え、高品質なワイン造りを行っている。

熟成はシュール・リーで3ヶ月、20%はフレンチオークの樽で熟成。、

 

アントレは、大海老のロティ、シトラスフルーツのヴィエルジュソース。

私たちの話が弾んで料理を食べる手が止まるので、オーナーのナビルさんが「まだまだ料理が出るよ。早く食べて」と、急かしに来る。

ナビルさんはフランス人とは思えないほど、とてもせっかちなのだ。

 

海老の台座はズッキーニを巻いたポレンタ。

ヴィエルジュはトマトと柑橘のソース。

今日の柑橘は、オランジェ。

 

ポワソンは、鱈のポシェ、アニス風味の南瓜のピューレ。

 

南瓜のピューレにはココナッツが加えられている。

今日の料理は何時もに較べ、上品。

友人たちと過ごす、神楽坂の楽しい午後は続きます。