6月のウォーキング。
これは恐ろし気なドラゴン、それとも最強のポケモン、ミュウツーか。
これが本物のミュウツー。
(絵はポケモンずかんからお借りしました。)
こうして見ると、似ていない。
初夏に視覚と嗅覚を楽しませてくれるのは、梔子(クチナシ)。
春の沈丁花、秋の金木犀と並び、三大香木と呼ばれている。
アカネ科クチナシ属の常緑低木で、原産地は日本。
秋に橙赤色の実を付け、黄色の染料として利用されたり、漢方では山梔子(サンシシ)として使われている。
花が小さく樹高も低いのは、コクチナシ。
これは一重咲きだが、八重咲のコクチナシもある。
クチナシの実は熟しても裂果しないので、口無しの名前が付いたと言われている。
クチナシの花は美しく素晴らしい香りを放つが、寿命は長くなく、すぐにこのように茶色に変色してしまう。
園芸品種として人気なのは、ヤエクチナシ。
花が大きく八重咲で香りが強い。
でも八重咲の花は結実しない。
山吹も八重咲は結実しないので、後拾遺和歌集に兼明親王のこんな和歌が収載されている。
「七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき」。
花言葉は、”私は幸せ者”、”喜びを運ぶ”、”洗練”、”優雅”。
12月上旬のベランダ菜園の収穫。
そして12月中旬の収穫。
もう一度、12月中旬の収穫。
こうして三枚の写真を見較べると、トマトは色付きがだんだん悪くなっていることがわかる。
そして12月下旬の収穫。
今の時期にベランダ菜園でミニトマトが収穫できるのは驚き。
その上、食べるととても甘い。
それだけ今年の秋から初冬は暖かいということ。
そして大晦日、まだ青い実も含めてすべてを収穫し、2023年のミニトマトは終了。
青い実も廃棄はせず、スープに入れるつもり。
酸味があってスープにすると美味い。
鷹の爪はまだ20本ほど残っているので、株の廃棄はもう少し先。
今夜はオーストラリアのクリーンスキンワインを飲むことに。
ボトルに私の顔がバッチリ写ってしまった。
南オーストラリア州のシラーズ、2020年。
先日飲んだシャルドネと同じく、”PRODUCED BY PROJECT WINE”と書かれている。
クリーンスキンワインは、産地、ぶどう品種、ヴィンテージのみ記載し、生産者名は表示しないのがルール。
プロジェクト・ワインは生産者名ではないが、南オーストラリア州イーデン・ヴァレーのイエティ・アンド・ザ・ココナッツが毎年ぶどうや醸造方法を変えてワイン造りを行う実験的プロジェクト。
色合いは濃いガーネット。
エッジには少し紫。
カシス、プルーンなどの黒果実の香り。
重すぎない綺麗な果実味。
タンニンは強いがまろやか。
アルコール度数は14.5%ととても高いが、果実味もあるのでアルコールアタックはあまり感じない。
バランスの良いエレガントなシラーズだ。
美味いオーストラリアのシラーズを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。