暑い夏にはビールが美味い、アペロはグランド・セントラル・オイスター・バー&レストラン、品川 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

ソメイヨシノが開花する季節だが、記事はようやく今日から8月。

ちぃさんと品川駅で待ち合わせ。

 

改札を出ると港南口方面に向かう。

コロナの間はここで撮影された、マスクを着けて出勤する多くの人の映像が毎日のように放映されていたので馴染みのある風景。

 

目的の場所は、「アトレ」。

ディナーの前にここでアペロをする計画。

 

まず向かったのは、ニューヨークの朝食の女王、『サラベス』。

でも入店待ちの行列。

 

そこで次に向かったのは、『グランド・セントラル・オイスター・バー&レストラン』。

 

入口を入ってすぐ右のバーには、G.H.マム、グラン・コルドンのボトルが並ぶ。

先日、丸の内の『メゾン・バルサック』で飲んだばかりのシャンパーニュだ。

 

ここはニューヨークのグランド・セントラル・ステーションにある、『グランド・セントラル・オイスター・バー&レストラン』の東京店。

天井もテーブルクロスも本店を忠実に再現している。

ニューヨークに行くと、二回に一度は本店を訪問していたので、10回以上は本店で食事をしている。

 

それだけに、ここに来るとニューヨークを思い出し、とても懐かしい気分になる。

ナプキンが布製なのが嬉しい。

 

ワインを飲むつもりで来たが、あまりの暑さに冷えたビールを飲むことに変更。

ちぃさんと乾杯。

 

ここではビールは14ozと20ozのグラスを選択できる。

選んだビールは、ハーフ&ハーフの14oz。

ニューヨークのお店なので、ビールの量もoz(オンス)表示。

アメリカの液量の1ozは29.5735mlだが、ビールに関してはイギリスの液量ozが使われるので、1ozは28.4134ml、14ozだと約400ml。

イギリスだと1pint(パイント) = 20ozなので、20ozグラスがあることからも、UK表示だということがわかる。

因みに、USだと1pint = 16oz。

 

ビールのお供は、フライドカラマリ、マリナーラソース。

 

アメリカでは最もポピュラーな前菜のひとつ。

実は私はフライドカラマリが大好きなのだ。

 

パンも届く。

このあとにディナーの予定なので食べ過ぎてはいけないと思いながらも、お腹が空いていて美味しいので食べてしまう。

 

お店の支配人とニューヨークの話しで盛り上がった後は、「次回はちゃんと食べに来ますね」と挨拶をし、店をあとにする。

 

品川駅港南口からタクシーに乗り、旧海岸通りの楽水橋交差点で下車。

徒歩で高浜運河に架かる楽水橋を渡る。

 

水面にはカルガモの親子。

 

楽水橋を渡り終えると、港南公園に入る。

 

これは、彫刻家伊藤誠氏の作品、「Tap」。

作品の真ん中に見えているのが、今夜のディナーのレストラン。

 

すぐ頭の上を航空機が通り過ぎていく。

羽田空港が近いので、かなりの低空飛行。

 

対岸のレストランに渡る、天王洲運河に架かる橋は、ふれあい橋。

レストランに直接車で乗り付けるのではなく、この橋を渡って向かうのが好きだ。

 

ふれあい橋から今夜のレストランを撮影。

 

『T.Y.ハーバー』は1997年開業の、ブリュワリー併設レストラン。

ここが開業した翌日に初訪問して以来、30数回は訪れている馴染みのレストランだ。

ちぃさんと過ごす、天王洲アイルでの楽しい夜は続きます。