休日のランチは素敵にシャンパーニュで、メゾン・バルサック、丸の内 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

7月のある休日、ちぃさんと丸の内のフレンチ、『メゾン・バルサック』で過ごす素敵なシャンパーニュ・ランチの続き。

 

窓の外には東京駅丸の内駅舎。

窓際のテーブルでは、左側は若いお二人が、そして右側は年配のお二人がお誕生日のお祝い。

ハピバプレートが届いた時に、私達も「おめでとうございます」と、音を立てないように拍手。

 

ポワソンは、真鯛のポッシェ、グリンピースのソース。

真鯛は愛媛県産。

 

グリーンピースのソースにはアサリの出汁が加えられている。

ソースの下には茹でたキャベツ。

真鯛の上には塩漬け柚子とレッドソレル。

 

飲んでいるシャンパーニュは、G.H.マム、グラン・コルドン。

このボトルは二本目。

 

二本目を抜栓したので、再びちぃさんと乾杯。

 

ランチなので、皆さん割と早く席を立たれる。

昼からシャンパーニュを二本抜栓しゆっくりフルコースを食べる客は少ないようだ。

 

ヴィアンドは、森林どりのロースト、オレンジ風味の山椒ソース。

鶏のジュに山椒を加えたソースがスパイシーで美味い。

 

森林どりは真ん中の二個。

両端はジャガイモのロースト、長いものはタケノコのフリット。

 

肉が鶏なので赤ワインをグラスで飲むことは止め、シャンパーニュをそのまま合わせる。

ところで、ヴィアンド用に出されたカトラリーは、クリストフル。

アントレ、スープ、ポワソンまではクチポールだった。

 

デセールは、アメリカンチェリーのアイスクリーム、グリオットチェリーのソース、マスカルポーネチーズ。

 

添えられているのは、キルシュ漬けのアメリカンチェリー、ヘーゼルナッツのクランブル。

 

デセールにもシャンパーニュ。

二本目のマムもこれが最後の一杯。

 

食後の飲み物は、ちぃさんはアイスコーヒー、私はホットコーヒー。

 

スイーツが苦手なちぃさんから、デセールの残りが届く。

デセールのスプーンもクチポールだ。

 

二皿目のデセールを食べ終えると、まったりコーヒーを味わう。

 

窓際のテーブルにはまた新しい客が着席している。

やはり休日は客が絶えることがなく、常に満席。

 

今日のランチもシャンパーニュも美味しかった。

『メゾン・バルサック』にはまた来なければと思う。

ちぃさんと過ごす丸の内の楽しい午後は続きます。