クイック・ディナーはバル&タパス セロナで、東京ミッドタウン日比谷 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

記事は時系列に戻ります。

もうすぐソメイヨシノが咲き始める季節ですのに、記事はまだ昨年の7月。

先を急がねばです。

7月のこと、彼女と日比谷で待ち合わせ。

 

向かったのは、「東京ミッドタウン日比谷」。

 

外は猛暑なので、地下鉄から地下道経由で向かう。

オフィスアワーが終わり、日比谷アーケードを歩く人も増えてきている。

 

今夜は彼女の仕事が終わってから映画を観ることにしたので、ゆっくり食事をする時間が無い。

そこで「日比谷フードホール」でクイック・ディナーをとることにした。

 

選んだお店は、『バル&タパス セロナ』。

 

何時も満席の人気店だが、丁度テーブルが一つ空き、席を確保することができた。

 

ここはタパスやピンチョスをワインと共に気軽に楽しむことが出来るスパニッシュ・バル。

 

壁に描かれたチョーク画が楽しい。

 

5分ほど待つと、彼女が到着。

早速スパークリングワインを購入。

ここはキャッシュオンデリバリー。

 

カタルーニャ州ペネデスのコドーニュが造る、ラ・ロスカ、ブリュット、ロゼ。

赤系果実の豊かな香り、素晴らしく切れの良いブリュット。

流石コドーニュ、瓶内二次発酵で造られたラ・ロスカは美味い。

 

彼女は今日の料理をチェック。

ここのピンチョスはなかなか豪華で美味い。

 

慎重に検討しているようだ。

ピンチョスの数が少なく思えたが、この後に新しいピンチョスがどっと出された。

 

タパスやケーキもある。

 

彼女から食べたいものを聞き取ると、今度は私がレジに行き購入。

 

ミックスオリーブ。

 

私のピンチョスは、カボチャサラダ、生ハムのコロッケ。

 

彼女のは、イワシとバジルペースト、鶏レバーとネギ。

 

ピンチョスの次はタパス。

イケメンのスタッフが料理を取り分けてくれる。

彼はスペイン系なのだろうか、日本語がとても上手い。

 

二杯目のワインは、イタリア、ヴェネト州のカンティーナ・リオンドが造る、ソアヴェ、2020年。

スパニッシュ・バルだが、白ワインのグラスはイタリアン。

 

このトレー、かなり重い。

ワイングラスを倒さないように慎重にテーブルに運ぶ。

 

ミートボールのトマト煮。

 

スパニッシュオムレツ、”トルティージャ”。

 

二人の皿に取り分け。

私の皿には生ハムのコロッケがまだ残っている。

『バル&タパス セロナ』の料理はどれを食べても美味い。

彼女と過ごす、日比谷のスパニッシュ・バルでの楽しい夜は続きます。