今日はまた時系列記事に戻ります。
昨年6月のこと、ちぃさんと日比谷で待ち合わせ。
向かったのは、「東京ミッドタウン日比谷」。
今日はディナーの前に、「日比谷フード・ホール」でアペロの計画。
向かったお店は、『バル&タパス セロナ』。
店名の表示を見ると、”&Tapas”の文字が小さくなっているので、大きな文字だけを読むと"Barcelona"となる。
ここはキャッシュ・アンド・デリバリー。
ちぃさんに席を確保してもらい、私はバーカウンターで購入。
選んだワインは、スペイン、ペネデスのハウメ・セラが造る、グラン・リヴェンザ、カヴァ、ブリュット。
ちぃさんと乾杯。
ハウメ・セラは1647年に起源を持つ名門。
瓶内二次発酵で造られる、コスパ抜群のスパークリングだ。
セパージュは、マカベオ40%、チャレロ30%、パレリャーダ30%。
おつまみはミックスナッツ。
見た目以上にたっぷりの量がある。
美味しいタパスがいっぱい並んでいるが、このあとディナーのお店でガッツリ食べる予定なので我慢。
私達のテーブルの上の黒板には、可愛いチョークアート。
各地の名所、名産が描かれている。
サグラダ・ファミリアはカタルーニャ州、風車はカスティーリャ=ラ・マンチャ州などなど。
私達が到着した時はほぼ満席で、一つだけ空いていたテーブルを確保できた。
「日比谷フード・ホール」の他のお店は17時開店なので、それまではここに客が集まる。
17時になると、空席が目立つようになった。
二杯目のワインは、スペイン、ペネデスのラ・ロスカが造る、ラ・ロスカ、カヴァ、ロゼ、ブリュット。
このボトルも開けたてなので、泡立ちがとても良い。
カヴァを二杯サクッと飲むと、ディナーの店に向かうことにする。
夕方になり日比谷アーケードにも人が増えてきた。
降り立ったのは、神谷町。
「麻布台ヒルズ」が建設中で、街の景観が大きく変わった。
(6月の記事です。「麻布台ヒルズ」は2023年11月24日に開業済です。)
左端に写っているのは、羽田空港に向けて高度を下げた航空機。
写真では小さいが、実際には機体がとても大きく見えている。
予約しているお店はナポリピッツァの名店、『ピッツェリア・ダ・ペッペ ナポリスタカ』。
(「麻布台ヒルズ」、「タワープラザ」に支店、『リストピッツァ バイ ナポリスタカ』ができています。)
ここはナポリ出身のピッツァ職人、ペッペさんのお店。
弟のカルロさんもピッツァ職人として店を支えている。
壁一面に、店を訪れた有名人とペッペさんの記念写真。
左がペッペさん、右がカルロさん。
(写真は料理王国からお借りしました。)
こちらの壁にはピッツァ大会で獲得した賞状が並ぶ。
ここは予約が取れない人気店で、今夜も満席。
予約の無い客が次々と訪れては、残念と言いながら帰っていく。
コペルトのパンが届く。
ミネラルウォーターは、トスカーナ州のアクアパンナ。
水源地がメディチ家の領地だった場所にあることから、メディチ家の紋章が付いている。
ボトル・ワインは、期間限定のスペシャル・メニューから。
シチリアのメッザローロが造る、グリッロ、テッレ・シチリアーネ、2021年。
このワイン、ネットで調べても情報がほとんど無い。
ちぃさんと乾杯。
少し緑が入った淡いレモンイエロー。
柑橘の白い花、白桃の香り。
フレッシュな果実味、酸はまろやかで、ハーブの清涼なニュアンス。
ちぃさんと過ごす、神谷町のピッツァの名店での楽しい夜は続きます。