6月のこと、友人達とシュラスコの名店、『バルバッコア青山本店』で過ごす楽しい午後の続き。
サラダをしっかり味わった後は、メダルを裏返し、肉を食べることにする。
今日のメンバーは、すみれさん、茶目子さん、そして私。
シュラスコ用のモーリョは二種。
野菜モーリョ(野菜のビネガーソ-ス)と醤油モーリョ(醤油ガーリックソース)。
ポンデケージョが届く。
このモチモチのチーズパンが大好きだ。
日本のポンデケージョは小さいが、ブラジルやアメリカだともっと大きくて個数も多く出されるので、食べ過ぎるとこれだけでお腹がいっぱいになってしまう。
何時も最初に出てくるチキンとソーセージはパス。
続いて肉が届く。
コントラ・フィレ(サーロイン)。
焼き色が素晴らしい。
そして大好きなピッカーニャ(イチボ)。
ピッカーニャの焼き色は、『バルバッコア』が一番美しい。
肉を食べ始めたが、白ワインをもう一種類。
アメリカ、オレゴン州のウイラメット・ヴァレーのソーコル・ブロッサーが造る、エヴォリューション、ラッキーNo.9、2021年。
ソーコル・ブロッサーはオレゴン州で初めてワイナリーを創設したパイオニア。
使用されているぶどうは多様で、セミヨン、リースリング、ピノ・グリ、ミュラートゥルガウ、ゲヴュルツトラミネール、アーリー・ミュスカ、シャルドネ、ミュスカ・カネッリ。
栽培はオーガニックで、アメリカ農務省の認証を受けている。
焼きパイナップル。
すみれさんと私はお願いしたが、甘い果物を料理として食べるのは苦手な茶目子さんはパス。
コステーラ・デ・ボイ(ショートリブ)が届く。
切り分けてもらった肉は撮影忘れ。
ここで赤ワインに切り替える。
カリフォルニア州セントラル・ヴァレー、ロダイのオーク・リッジ・ワイナリーが造る、カベルネ・ソーヴィニヨン、2020年。
オーク・リッジはロダイで最も古いワイナリーで、4,800ha以上の広大な畑を有している。
ロダイはジンファンデルの聖地。
オーク・リッジは世界で最も広いジンファンデルの畑を保有していることで知られている。
そのロダイで作られるカベルネ・ソーヴィニヨンもなかなか美味い。
セパージュは、カベルネ・ソーヴィニョン80%、ジンファンデル6%、ルビーレッド5%、プティ・シラー 5%、メルロー4%。
樽熟成は、フレンチオーク60%、アメリカンオーク40%で12ヶ月間。
フラウジィニア(カイノミ)が届く。
美味いが、少し火が通り過ぎ。
二種類目の赤ワイン。
オーストラリア、南オーストラリア州、アデレード・ヒルズのサイドウッドが造る、ステイブルメイト、ピノ・ノワール、2021年。
サイドウッドはアデレード・ヒルズ最大規模のワイナリーで、サステナブルなワイン造りを行っている。
バックラベルを見ると、ヴィーガン認証を得ている。
濃いルビー色。
赤いベリー系のフルーティーな香り、綺麗な果実味。
素晴らしいミディアムボディのピノ・ノワールだ。
友人達と表参道の『バルバッコア青山本店』で過ごす楽しい午後は続きます。