歌舞伎鑑賞のあとは、俺のグランテーブルで早目のディナー、東銀座 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

歌舞伎座での歌舞伎鑑賞を終えると、、晴海通りを渡った向かい側、『俺のグランテーブル』で早目のディナー。

 

ここは”俺のグループ”のフレンチやイタリアン各店の名物料理を味わうことが出来るお店。

 

15時30分と言う中途半端な時間なので、歌舞伎座周辺で営業しているレストランはほとんど無い。

そのため、通し営業のこのお店は8割ほどのテーブルが埋まっている。

 

ここに来れば、なみなみスパークリング。

 

オーストラリアのデ・ボルトリが造る、ロリマー、スパークリング、ブリュット、ロゼ。

 

表面張力いっぱいに注いでくれるので、乾杯が出来ない。

撮影前に、私は一口啜ってしまった。

 

最初はサラダ。

たっぷりの野菜に、モルタデッラが二枚。

バゲットとフォカッチャが一切れずつ添えられている。

 

ポテサラとゴボウサラダも美味い。

 

前菜は、俺のスペシャルカルパッチョ。

魚は真鯛で、キャビア、ウニ、イクラ、カラスミが添えられている。

 

二人に取り分けるのは私の役目。

金箔は彼女の皿に盛り付けた。

 

スパークリングワインのグラスを飲み干すと、赤ワインのボトルを抜栓。

 

イタリア、プーリア州のポッジョ・レ・ヴォルピが造る、プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア、2020年。

 

濃いルビーレッド。

プリミティーヴォの濃厚な果実味としっかりとしたタンニンを持ちながら、洗練された綺麗なボディ。

プーリアのワインはコスパが良いので好きだ。

 

サラダや真鯛のカルパッチョにも合わせるが、洗練されたボディなので美味しく食べて飲むことが出来る。

 

彼女のメイン料理は、牛フィレのステーキ、トリュフたっぷりペリグーソース。

 

肉厚のフィレ肉は焼き加減も絶妙。

一切れもらったがとても美味い。

 

私のメインは、国産牛サーロインステーキ、自家製バター。

ナイフはラギオール。

 

たっぷりのヴォリュームが嬉しい。

 

プリミティーヴォの最後の一杯を飲みながら、歌舞伎の話しに花が咲く。

 

人気店も流石にこの時間になると空席が目立つ。

でもディナータイムが始まる一時間後には予約で満席なのだそうだ。

 

前回ここに来た時はデザートにモンブランを食べたが、今日はデザートは別のお店で食べる予定。

『俺のグランテーブル』を出ると、次の店に向かう。

 

『俺のグランテーブル』に来ると何時も一階と二階ばかり撮影しているが、入居するビルはこんなに背が高い。

彼女と過ごす、銀座の楽しい午後は続きます。