5月のこと、「丸ビル」の『SAKE COLLECTIVE & SPIRITS』で日本酒でアペロをしたあとは、ディナーの店に向かう。
表参道駅を出ると、外は雨。
目的の場所は、「ザ・ストリングス」。
1階は人気のカフェ&ダイニング、『ゼルコヴァ』。
雨の平日、まだ夕方早い時間なので、何時も満席の店内に客の姿は少ない。
今夜のディナーのお店は、2階の『タバーン・バイ ザ グリーン』。
熟成と発酵を得意とする井澤シェフが腕を振るう、グリル料理のお店。
ドアを入ると、ダイニングまでの長いアプローチ。
開店時間前に到着したので、ここの椅子に腰を下ろしてひと休み。
今はペリエ・ジュエのプロモーションをしているようだ。
すぐに支配人が現れ、店内に案内してくれる。
通されたテーブルは、ダイニングの一番奥。
静かに寛いで食事が出来そうだ。
窓際のガラスで仕切られた部屋では、貸し切りパーティーの予定。
エントランス横の大きな個室でもパーティーがあるのだそうだ。
広いテーブルには、斜向かいのセッティング。
これではお話ししにくいので、ちぃさんは右側、私の正面に移動。
今夜はシャンパーニュ・ディナー。
早速シャンパーニュのボトルを抜栓。
モントードン、ブリュット、トラディション。
モントードンは1891年創業で、ランスに本拠地を構えるメゾン。
自社畑はコート・デ・ブラン地区のリセイ村に35haを保有。
今夜もいっぱい飲みましょうの乾杯。
綺麗な果実味と熟成感、活き活きとした酸を持つブリュット。
セパージュは、ピノ・ノワール50%、ピノ・ムニエ25%、シャルドネ25%。
コート・デ・ブランにしてはシャルドネの比率が低い。
アペロで日本酒を二杯飲んできているので、二人とも最初からハイテンション。
このペースで飲んでいると、今夜も飲み過ぎの予感。
ここのカトラリーはエテルナム。
1924年創業のベルギーのカトラリーメーカー。
今夜の料理は、プリフィックスのコース料理。
前菜は多くの種類から選ぶことができるが、二人とも同じ料理を選んだ。
TAVERN特製コブサラダ、白みそとバターミルクのドレッシング。
このドレッシングがとても美味い。
たっぷりの量の野菜が嬉しい一品だ。
パンとバターが届く。
パンはハードタイプとソフトタイプの二種。
お供は、塩麹とレモンのホイップバター。
ちぃさんと過ごす、表参道の『タバーン・バイ ザ グリーン』での楽しいシャンパーニュ・ナイトは続きます。