3月下旬のウォーキング。
例年、桜の名所に花見に出掛けているが、今年は行動制限がなくなり人出が多くなっているので、お花見クルーズ以外花見はしていない。
お花見クルーズの記事は既にアップ済。
お花見の代わりに、ウォーキングの途中で見掛けた桜の花の写真を何か所かで撮影したので、今日はまとめてアップ。
桜の開花の先駆けは、大島桜。
花は白く、開花と同時に葉も出るのが特徴。
葉に産毛が無いので、桜餅に使われるのは大島桜の葉っぱなのだ。
濃いピンクの桜は、河津桜。
これは若木だが花付きがとても良い。
河津桜は、大島桜と寒緋桜の自然交配によって生まれた桜。
いよいよ染井吉野が満開となった。
郊外のウォーキングルートにある桜並木を観に行くのが毎年の楽しみ。
もう樹齢はかなり高いと思うが、花の密度が高い。
今がちょうど八分咲きといったところだろうか。
しばし花に癒される。
別の日に、郊外の別の場所にウォーキングがてら桜を観に行った。
ここは川沿いに数十本の桜が植えられている。
しかし今年は悲しいことに、川の護岸工事で数本が切られてしまっていた。
切られる樹はあっても、新しく苗が植えられることがないのは寂しい限りだ。
ここはまた別の遊歩道。
桜の花の下をウォーキングするのは気持ちが良い。
でも時々立ち止まって花を眺めたり撮影したりするので、時間ばかり経って歩行距離が伸びないのが問題。
染井吉野が散る頃に開花するのが八重桜。
この公園には十数本の八重桜が植えられている。
ちょっと遠い場所だが、毎年ここには八重桜を観に来ている。
このふわふわモコモコの花がたまらなく可愛い。
最後は、枝垂れ桜。
花は美しいのだが、この樹は「101匹わんちゃん」のクルエラを連想させる。
以上、この春のウォーキングで鑑賞した桜の一部のご紹介でした。
今夜はイタリアの白ワインを抜栓。
ファレスコ、ウンブリア・ビアンコ、2020年。
ウンブリアはイタリアの”緑の心臓”と呼ばれる、イタリアの州で唯一海にも国境にも面していない州。
ファレスコは、イタリアの著名な醸造家、リッカルド・コタレッタが経営するワイナリー。
リッカルド・コタレッタはイタリアを代表するワインガイド誌、「ガンベロ・ロッソ」で2000年にエノロゴ・オブ・ザ・イヤー(最優秀醸造家)に選ばれている。
バックラベルにはリッカルド・コタレッタの顔写真。
KALDIで買ったので、輸入元はオーバーシーズ。
バックラベルに書かれたテイスティングノートを引用。
”美しく輝く緑色がかった淡い金色。アプリコットや青リンゴ、グレープフルーツを想わせる香りに、レモングラスやミント、ホワイトペッパー、ミネラルの香りが広がる。口当たりは柔らかく、芳醇で瑞々しい果実味に溌剌とした酸味が調和し、余韻に続くスパイスと苦味が心地よい、フレッシュで華やかな白ワインです。”
このワイン、実はとても安価。
輸入業者が書くテイスティングノートは通常は過大広告で、書かれているほどに美味しいワインは少ない。
だがこのワイン、かなり美味い。
ふくよかな果実味、活き活きとした酸、比較的長い余韻。
とてもこの価格のワインとは思えない。
ぶどうはトレッビアーノとグレケット。
ハイコスパなイタリアワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。