1月のこと、何時ものホテル、「メトロポリタン東京」で彼女と過ごすまったりワインの楽しいステイの続き。
何時もの時間に目が覚めた。
でも1月の早朝はまだ闇の中。
ようやく外が明るくなると、そっとベッドを抜け出し、彼女のブランチの準備。
何時ものとおり、彼女をフランス語のレッスンに送り出すと、私は朝食の準備に取り掛かる。
まずは、ゴルゴンゾーラ・ピカンテ。
朝食に野菜は欠かせない。
レタス、タマネギ、パプリカは購入品。
サニーレタス、イタリアンパセリ、フェンネルは私のベランダ菜園から収穫。
フレッシュ・オリーブと干しイチジクは昨夜の残り物。
合わせるワインは、アルフォンス・メロ、サンセール・ブラン、ラ・ドモワゼル、2010年。
一晩経っても衰えることは無く、ますます美味さが増している。
プチアンリシールにゴルゴンゾーラを乗せる。
残念なことに、蜂蜜は持ってくるのを忘れた。
レタス、イタリアンパセリ、フェンネルを乗せて完成。
白ワインに良く合う。
日が昇り、明るくなってきた。
今日も良い天気。
続いては、ローストビーフ。
アジアンサラダの、牛もも肉のロースト、中華風ガーリック醤油。
パンはプチアンリシールとフォカッチャ。
ワインは、ファミーユ・ペラン、クードレ・ドゥ・ボーカステル、2016年。
粒マスタードも忘れている。
蜂蜜と粒マスタードが入ったジップロックが家のテーブルに残っているはずだ。
フォカッチャには、まず肉を乗せる。
肉の上に、サニーレタス、タマネギ、パプリカ、イタリアンパセリ、フェンネル。
オープンサンドなので上から抑える手が汚れないように、肉を下にして野菜を上にした。
続いてはプチアンリシールを二つ割りにしてサンドイッチを作る。
今回は野菜が下。
最後に肉を三枚のせる。
これで完成。
両手で押さえてがぶりとかぶりつく。
食べかけ写真で恐縮だが、美味い。
残った肉と野菜はまとめて口の中へ。
空が晴れ渡ってくると、素晴らしい景色が目に飛び込んできた。
真っ白に雪を抱いた富士山。
10分後には少し霞んできて、さっきまで見えていた富士山が姿を消してしまった。
今回のワイン達も素晴らしかった。
三本の空き瓶に見送られ、部屋を出る。
この後にも予定があったので、少し早い時間のチェックアウト。
さすがにこの時間のロビーは空いている。
今回も楽しい、何時ものホテルでのまったりワインのステイでした。