またまた何時ものホテルでまったりワイン、メトロポリタン東京、池袋 3 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

1月のこと、何時ものホテル、「メトロポリタン東京」で彼女と過ごす、まったりワインの楽しいステイの続き。

 

シャンパーニュ、サンセールの熟成白の次は、ローヌの赤ワインを抜栓。

 

ファミーユ・ペランが造る、コート・デュ・ローヌ、クードレ・ドゥ・ボーカステル、2016年。

シャトー・ヌフ・デュ・パプの最高峰、シャトー・ドゥ・ボーカステルのセカンド的なワイン。

クードレの畑はボーカステルの畑の東側、道一本隔てた場所の30ha。

土壌はボーカステルと同じ。

セパージュは、ムールヴェードル30%、グルナッシュ30%、シラー20%、サンソー20%。

 

熟したプラムやカシスの香り。

強い果実の凝縮感、ビターチョコレート、黒胡椒、シガーのニュアンス。

2016VTだが、まだまだ熟成のポテンシャルを感じさせる強いボディ。

「美味しいわ。この赤、好きよ」と彼女。

あれ、一年前にこのワインを飲んだ時は濃くて強過ぎると言ったはずだと思いながらも、そんなことはおくびにも出さない。

「君が気に入ってくれて嬉しいよ」と私。

 

フロプレステージュのアボカドと生ハムのサラダ。

半分に分けても充分な量がある。

 

柿安ダイニングの、広島県産牡蠣とごぼうのオイスターソースマヨも彼女と半分こ。

久し振りに食べる料理だが、これは美味い。

 

楽しく食べて飲んでお話ししながら、観ているTVプログラムは、「”世界一”のレストラン 食彩の宝石箱」。

 

ナトスの、厚切り牛タン、シャンピニオンソース。

一番大きな物を買ったので、これ一枚で300gほどもある。

牡蠣も牛タンも温めて食べている。

以前はルームサービスで温めてもらっていたが、今はサービス開始時間が遅くなったので、自分でサービスルームに行って電子レンジで温めている。

 

二人の皿に取り分けは私の役割。

柿安ダイニングのクリームチーズのホワイトポテトサラダを添えると見栄えが良くなった。

 

NHK・BSの「シャーロックホームズの冒険」は終了し、「刑事コロンボ」になっていたが、再び「シャーロックホームズの冒険」が始まっている。

 

肉料理を食べ終えると、デザートの時間。

今日はグラマシーニューヨーク。

 

ケーキとコーヒーをセッティング。

 

彼女のケーキは、季節限定のあまおうタルト。

アーモンドクリームを焼き込んだ香ばしいタルトに、甘くて大きな”あまおう”を飾ったケーキ。

 

私のケーキは、新発売のショコラフレーズ。

ベルギー産のカカオ分58%のチョコレートを使用した、なめらかなチョコクリームと国産苺のショートケーキ。

 

やっと始まったルームサービスでコーヒーを頼もうとしたが、「届くまで時間が掛かるから部屋に備え付けのコーヒーにしましょう」と言って、彼女が淹れてくれた。

 

TVでは、毎週必ず見ている「小さな村の物語 イタリア」。

 

今週の舞台は、ピエモンテ州のオスターナ。

 

ゆっくり食べて飲んでいっぱいお話ししていたので、外はすっかり夜の帳に覆われている。

 

そろそろシャワーを浴び、のんびり映画を観ることにしよう。

 

丁度やっていた映画は、ウェズリー・スナイプス主演の「シールドフォース 監獄要塞」。

 

続いては、「アンロック 陰謀のコード」。

 

シャワーを浴びた後はベッドに横になり、残ったシャンパーニュを飲みながら鑑賞。

というか、話しばかりしているので映画はほとんど観ていない。

 

この映画は一度観たことがあるので、マイケル・ダグラスが黒幕であることは覚えていた。

 

シャンパーニュを飲み終えると、眠りにつくことにする。

あ、寝る前にもう一度歯を磨いている。

何時ものホテルでのまったりワインの楽しいステイは続きます。