12月末のこと、彼女と六本木ヒルズで待ち合わせると、車で西麻布に向かう。
向かった先は西麻布の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』。
ここは”ひらまつグループ”発祥の店、『ひらまつ亭』があった場所に建てられたレストラン。
(正確には発祥の地のお隣です。)
ここには開業以来通っているので、今回の最後の訪問は百数十回目となる。
2002年6月の開業から20年と6ヶ月。
寂しいことに2022年末でその歴史に幕を下ろすこととなった。
バッカスの像も今回が見納め。
先日、別れを惜しんで友人達と訪問したばかり。
でも、営業を終える前に、もう一度お別れに来ることにした。
2階のレセプションで坂元支配人に迎えられる。
レセプションフロアーには記念撮影のセッティング。
私達もここで撮影していただく。
元々は普通の営業の予定だったが、閉店を惜しんで常連客からの予約が殺到したので、急遽ホールでお別れパーティーが開催されることとなった。
私達のテーブルは、ホールの一番隅の静かな場所。
二人だけのテーブルで寛いで食事を楽しむことができる。
今夜は、最後の特別メニュー。
テーブルに着くと、田中ソムリエがシャンパーニュを注いでくれる。
シャンパーニュは、ドゥラモット、ブリュット、プール・ヒラマツ。
ここでこうしてシャンパーニュを飲むのも今日が最後と思うと、寂しさがひしひしと押し寄せる。
坂元支配人の挨拶で会が始まる。
坂元さんは、来年(2023年)からはしばらく代官山の『メゾン ポール・ボキューズ』に行かれることになっている。
内木場料理長から、今夜のコース料理の説明。
内木場さんは4月から『レストランひらまつ 博多』の料理長に就任。
博多に食べに行かなければと思う。
アミューズ・ブッシュは、月光ゆり根、楚蟹。
ゆり根はブランマンジェ仕立て。
その上には甲殻類のジュレ。
真中に盛り付けられているのは、雲丹と楚蟹、そして金箔。
真っ白なゆり根は甘みが強く、とても美味い。
月光ゆり根は、北海道の幕別町忠類地区と帯広市川西地区で僅か10数軒の農家でのみ栽培される特別な品種。

糖度は約24度と高くとても美味いが、栽培が難しいので幻のゆり根と呼ばれている。
バゲットとバターも届く。
彼女と西麻布のフレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』で過ごす、お別れの会は続きます。


















