北千住の『杉玉』でサクッとアペロのあとに向かったのは、『呑酒場 ウル虎』。
最近のお気に入りで、初訪問以来三か月連続で飲みに来ている。
今夜は遅めの開始時間なので、既に多くの先客。
店内撮影は控え、日本酒の冷蔵庫をパチリ。
多くの銘酒が並ぶ。
最初の酒は三種類をお願いし、オーナーの國井さんがグラスに注いでくれる。
六人で乾杯。
今夜のメンバーは、きゅーちゃん、KEiさん、すみれさん、ちぃさん、茶目子さん、そして私。
すみれさんと私の酒は、佐賀県鹿島市の富久千代酒造が醸す、鍋島 ニュームーン 純米吟醸原酒 しぼりたて生酒。
この季節に飲む生酒はとても美味い。
使用米は雄山錦、精米歩合は50%。
きゅーちゃんとKEiさんは、青森県青森市の西田酒造店が醸す、田酒 特別純米 生 2022年新酒。
田酒は昔は普通に飲んでいたが、最近は人気でプレミアムな酒になってしまった。
使用米は華吹雪、精米歩合は55%。
ちぃさんと茶目子さんの酒は、千葉県山武市の寒菊銘醸が醸す、OCEAN 99 - 白銀海 Snow See - 純米吟醸 にごり無濾過生原酒。
人気のOCEAN 99 Series の、-銀海 Departure- のスピンオフ限定酒。
使用米は非公開、精米歩合は55%。
お通しは、帆立と鰤のスモーク、メンマ、スルメイカの山葵醤油漬け。
三陸沖直送の生牡蠣が届く。
一人三個の生牡蠣が嬉しい。
ここからの酒は二種類ずつ注文し、片口に注いでもらい、六人全員で味わうことにする。
四種類目の酒は、山口県萩市の澄川酒造場が醸す、東洋美人 限定 純米大吟醸 花文字ラベル。
使用米は非公開、精米歩合は麹米が40%、掛米が50%。
五種類目の酒は、新潟県南魚沼市の高千代酒造が醸す、高龗(こうりゅう) 皚(しろ) おりがらみ生。
高千代酒造の新ブランドで、全国15店舗での限定販売。
スペックは非公開。
高龗は微発泡感が心地良いフレッシュな旨みの酒。
それにしても、高龗も 皚も漢字が難しい。
フルーティーな香り、豊かな米の旨み、東洋美人の純米大吟醸は美味い。
本日のメイン料理、痛風鍋が届く。
この大きな鍋が三人分。
底に敷かれた野菜の上には、白子、牡蠣、あん肝。
白子は真鱈と助宋鱈(またはスケトウダラ)の二種類。
皆さん尿酸値は大丈夫なようだ。
私も現役の最後の頃は上限値の7mg/dℓを時々超えていたが、今は気の赴くままに飲んで食べての生活をしていても、しっかり運動し、ストレスが無いお陰だろうか、直近の健診でも5.9mg/dℓと基準値内に収まっている。
六種類目の酒は、秋田県湯沢市の両関酒造が醸す、花邑 純米吟醸 出羽燦々。
使用米は出羽燦々、精米歩合は50%。
瓶火入れ一回なので、フレッシュ感を充分に味わうことができる。
七種類目の酒は、山形県鶴岡市の冨士酒造が醸す、栄光冨士 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて 仙龍。
栄光冨士は命名もエチケットも何時も独創的。
使用米は山形県産美山錦で、精米歩合は60%、使用酵母は山形酵母。
日本酒度は-3.0、アルコール度数は17.0%と高め。
友人達と過ごす、北千住の楽しい夜は続きます。