東京ミッドタウン六本木のクリスマス・イルミネーションはニルヴァーナ・ニューヨークで、六本木 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

11月末のこと、「東京ミッドタウン六本木」の『ニルヴァーナ・ニューヨーク』で、ちぃさんと過ごす楽しい夜の続き。

 

タンドリー料理が届く。

 

大海老のタンドール。

この海老、本当に大きい。

 

タンドリー・チキン・ティッカは安定の美味しさ。

 

カリフラワーのタンドール。

このカリフラワーも大きい。

 

二人に取り分ける。

個別写真は撮り忘れたが、右上はマグロホホ肉のタンドール。

 

ミッドタウン・ガーデンから飛んでくるシャボン玉がテラスで雨に打たれ、パ~ンと弾けている。

雨が強くなったので、食後に計画していたイルミネーションを楽しむ散策は無理かもしれない。

 

カヴァのボトルを飲み干すと、白ワインをグラスで。

フランス、ラングドック・ルーションの人気の造り手、ジャン・クロード・マスが造る、ヴィニウス、オーガニック、シャルドネ、2020年。

 

熟した洋梨やパイナップルの香り。

南仏のシャルドネらしい豊かな果実味を持つが、そのあとに綺麗なミネラルとシャープな酸が現れ、ボディを引き締めている。

樽由来の微かなバニラや炒ったナッツのニュアンスも心地よい。

ぶどうはオーガニック栽培のシャルドネ100%。

熟成は、80%がステンレスタンクで、20%はアメリカンオークの樽でシュール・リーで2ヶ月間。

 

ちぃさんと白ワインでも乾杯。

 

タンドリー料理の次は、カレー。

 

サツマイモと挽き割り豆のダルカレー。

 

バターチキンカレー。

 

プレーンナン。

 

白ワインを2杯飲んだ後は、赤ワインをグラスで。

スペイン、カスティーリャ・ラ・マンチャ、ヴァルデペーニャスのボデガス・フェリックス・ソリス・アヴァンティスが造る、ディエゴ・デ・アルマグロ、クリアンサ、2017年。

 

ヴァルデペーニャスのワインはコスパが良いので好きだ。

カシスやプルーンの香りに、微かな樽香。

黒果実の豊かな果実味、エレガントな酸としっかりとしたタンニンのバランスがとても良い。

ぶどうはテンプラニーリョ100%で、熟成は24ヶ月、内6ヶ月は樽熟成。

 

大きなナンが一人一枚はお腹に堪える。

でもカレーが美味しいので、どんどん食べてしまう。

 

赤ワインは二杯目。

大きなグラスにたっぷり注いでくれる。

 

お腹はいっぱいなのだが、ゴーダチーズナンも注文。

 

たっぷりチーズが入ったナンは最高に美味い。

でも半分は食べ切れなかったので、お持ち帰り。

 

〆はドミニオ・デ・ロス・デュケス、カヴァ、ブリュットをグラスで。

 

坂口店長に見送られ、満腹満足で店をあとにする。

坂口店長からは、このお店の歴代店長の現在の消息について、色々話を聞くのも楽しかった。

激しく降っていた雨は、小降りになったようだ。

クリスマス・イルミネーションを観に行くことにしよう。

ちぃさんと過ごす、「東京ミッドタウン六本木」の楽しい夜は続きます。