何時ものホテルでまったりワイン、メトロポリタン東京、池袋 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

何時ものホテル、「メトロポリタン東京」で彼女と過ごす、まったりワインの楽しいステイの続き。

 

シャンパーニュのお供は、フレッシュオリーブ、干しイチジク、ゴルゴンゾーラ・ドルチェ、でも撮影忘れ。

続いては、アジアンサラダで購入した、蒸し鶏とパクチーのやみつきサラダ、クミン・ドレッシング。

大好きなこのサラダはたっぷり購入したので、二人に取り分けても十分な量がある。

 

飲んでいるシャンパーニュは、ジョルジュ・クレメンが造る、マリー・エレン、ブリュット。

 

続く料理は、フロプレステージュの海老とブロッコリーのタルタルサラダ。

 

シャンパーニュはまだ残っているが、白ワインも抜栓することに。

素敵な方から、私の誕生日のプレゼントにいただいたもの。

エチケットがとても綺麗だ。

 

オーストリア、ニーダーエストライヒのユルチッチが造る、モン・ブラン、2020年。

ユルチッチは長い歴史を持つワイナリーで、文献に初めて登場するのは1541年のこと。

現在ではオーストリアで最も評価の高いワイナリーの一つとして世界に認められている。

バックラベルには、EUのオーガニック認証マークのユーロリーフが付いている。

 

コルク栓の上には、蠟の封印。

 

グラスに注ぐと、オレンジワインだった。

ぶどうを全房のまま上面開放式の5,000ℓのオーク樽でスキンコンタクトをしながら、自然酵母で2週間発酵させている。

 

熟した洋梨や蜜林檎の香り。

複層的なストラクチャーを持つ豊かな果実味、活き活きとした酸、綺麗なミネラルとのバランスが素晴らしい。

ぶどうは、リースリング、グリュナー・フェルトリーナー、ヴァイスブルグンダー、ゲルバー・ムスカテラー、ドナウ・リースリング、ヨハニターの混醸。

これだけの品種を使うということは、オーストリア独特の栽培方法の、ゲミシュター・サッソ(混植)なのだろう。

ぶどう栽培はビオロジック、熟成はオークの古樽で6ヶ月。

 

モン・ブランが美味しく、食事も進む。

 

これもフロプレステージュの、アボカドと生ハムのサラダ。

アボカドよりトマトが目立つ。

 

アジアンサラダで初めて買った、痺れる旨み 牡蠣の麻婆ソース。

名前通り山椒がとても効いていて、残念だがワインに全く合わない。

 

シャンパーニュも白ワインも残っているが、赤も抜栓。

 

フランス、ブルゴーニュの、ドメーヌ・トルトショ、ジュヴレ・シャンベルタン、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2018年。

ジュヴレ・シャンベルタンで1865年に創業され、4世代にわたってワイン造りを続ける名門。

先代は、ジュヴレ・シャンベルタン・ワイナリー労働組合会長や、INAO(国立原産地呼称統制委員会)委員を務めるなど、ジュヴレ・シャンベルタンを代表する造り手。

今は先代の娘姉妹が四代目としてドメーヌを運営している。

 

これもオーガニックワイン。

バックラベルには、EUのオーガニック認証マークのユーロリーフと、フランス農務省のオーガニック認証マークのAB(Agriculture Biologique)マークが付いている。

 

カシスやブラックベリーなどの黒系果実の香り。

繊細で複雑な果実味、そして力強いタンニン。

ヴィエイユ・ヴィーニュならではの重層的な味わいの洗練されたピノ・ノワールだ。

ぶどう栽培はビオロジック、熟成はオーク樽で15~18ヶ月。

 

アジアンサラダの、ソフトシェルクラブ シンガポールチリソース。

アジアンサラダに何時もあるわけではないが、あると必ず買う美味い料理だ。

一緒に食べているのは、ポンパドウルのフォカッチャ。

 

〆の肉料理は、厚切り牛タン シャンピニオンソース。

この一枚で300g 弱あるので二人で分けて食べる。

 

ブルピノに良く合って美味い。

彼女と過ごす、何時ものホテルでのまったりワインの楽しいステイは続きます。