naonaoさんピアノコンサート、雅人たちの宴、汐留ホール | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

ちぃさんと汐留で過ごす楽しい午後の続き。

 

汐留シティセンターの『バビーズ』を出ると、日本テレビ側に移動する。

ワインをたっぷり飲んでいるとはいえ、昼間からはしゃぎ過ぎ。

 

二階に上がり、空中歩道を移動。

日テレ大時計に来ると、何時も撮影してしまう。

この時計は一目見ると、宮崎駿の作品だとわかる。

 

汐留には以前は良く食事に来たり宿泊したりしていたが、今回は久し振りの訪問。

ここは汐留シティセンター。

全日空グループの本社等が入居している。

 

左は日本テレビタワー。

右は汐留タワー、上層階には「ザ・ロイヤル・パーク・ホテル アイコニック 東京汐留」、下層階には資生堂。

 

このビルはカレッタ汐留、色々と世間を騒がせた電通本社が入居するビル。

建設当時は自社ビルだったが、今は売却し、店子となっている。

 

左のビルは汐留メディアタワーで、共同通信社と「パークホテル汐留」が入っている。

「パークホテル汐留」はとてもアートなホテルで、何度か宿泊したことがある。

そして右側のビルが汐留メディアタワーのアネックスで、今日の目的の場所はここ。

 

日仏文化協会の汐留ホールに到着。

 

今日は、ピアニストであり作曲家でもあるnaonaoさんのコンサート。

「雅人たちの宴~古今と源氏物語より~」の四回公演の最終回。

 

こちらが今回のポスター。

naonaoさん書下ろしの曲の演奏は、もちろんnaonaoさん。

舞台衣装・パフォーマンスは、時広真吾先生。

篠笛は小泉なおみさん。

朗読は箆津弘順(のつこうじゅん)さん。

 

ピアノには今日の演奏曲の楽譜がセットされている。

 

ピアノは、スタインウェイ&サンズ。

 

次々と客が訪れる。

黒装束で客を迎えられているのは、時広先生。

会場で、mayuさん、kennyさんと合流し、四人で並んで座る。

私は気が付かなかったが、池上季実子さん、松雪泰子さんが聴きに来られていたそうだ。

 

開演まで、パンフレットを見ながら待つ。

 

今日の演目。

前半のテーマは、古今集。

後半は、源氏物語。

全ての曲は、naonaoさん作曲。

 

演者の紹介。

なおなお:作曲家、ピアニスト

時広真吾:舞台衣装デザイナー、パフォーマー

箆津弘順:フラメンコ舞踏家、俳優

小泉なおみ:篠笛奏者、作曲家

 

前半はピアノと篠笛の鑑賞に全神経を集中させ、撮影は控えた。

演奏が終わると、中休みの前に時広先生の衣装の紹介と、おしゃれ講座。

 

インドのスパンコールの衣装。

ピアノ演奏の妨げにならないよう、袖が短めにデザインされている。

 

篠笛にとてもマッチした古代柄。

シルクなのだそうだ。

 

背が高い箆津さんが着られると、とてもお似合いのシックな衣装。

黒の着物は川島織物とのこと。

最近は川島織物と聞くと、歌舞伎座の緞帳を思い出す。

 

後半の演奏は撮影もさせていただく。

ピアノと篠笛の共演は珍しい。

naonaoさんは作曲に、小泉さんは演奏に苦労されたことと思う。

 

パフォーマーは青蓮さんこと、時広先生。

 

箆津さんは流石のパフォーマンス。

朗読が会場を包み込み、ピアノの演奏を一層ドラマチックに演出する。

 

青蓮さんの舞が源氏物語の世界に聴衆を誘う。

 

演奏を終え、naonaoさんのご挨拶。

 

アンコールに応え、クリスマスが近いことから、聖夜が演奏される。

 

演者揃ってのご挨拶。

 

青蓮さんから時広先生に戻られ、衣装の紹介。

古代衣装のようでありながら銀糸が使われ美しい光を放つ。

 

上衣には、金の模様。

時広先生の衣装は豪華で見応えがある。

 

源氏物語の世界に戻ったような衣装。

時広先生の詳しい説明があったが、4か月余りが経ち、記憶にないのが残念。

 

鮮やかな赤の衣装は、丹後ちりめん。

この衣装、naonaoさんに良く似合っている。

時広先生は十二単風の衣装を考えられていたが、直前になってこれに変更されたのだそうだ。

 

naonaoさんのコンサートでありながら、記事の内容が衣装に寄り過ぎてしまった。

naonaoさんの曲は、是非このCDでお聞きください。

 

今回の公演も素晴らしかった。

naonaoさんにご挨拶し、会場を後にする。

ちぃさんと過ごす、休日の午後は続きます。