ディナーは何時ものフレンチで、ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

11月上旬のこと、銀座のお店で彼女と待ち合わせ。

 

その前に築地の中央区役所に用事があったので、築地からマロニエ通りを銀座に向かう。

日が暮れるのが早くなり、首都高の上に架かる亀井橋から見る西の空は暮色に染まりつつある。

 

銀座通りの手前、マロニエ通り沿いにあるのは、『スターバックス リザーブ ストア』。

5月にはここでアペリチェーナを楽しんだことを思い出す。

 

その時の記事はこちら。

 

 

銀座二丁目交差点まで来た。

前回ここに来た時はブルガリのセルペンティは設置工事中だったが、もう完成している。

 

あとは点灯を待つだけだ。

三年ぶりのセルペンティなので楽しみだ。

 

お隣のルイ・ヴィトンには入店待ちの列も。

もうクリスマス商戦は始まっているようだ。

 

マロニエ通りを先に進む。

マックスマーラが明るく輝く。

冬の風物詩の樹々のイルミネーションはまだ始まっていない。

 

モンクレールのディスプレイは何時も意匠に富んでいて好きだ。

 

エントランスの左右のウインドウで対になっていることが多いのだが、今年の冬はコンセプトは一つだが、デザインは左右別々。

 

「マロニエゲート銀座1」の一階に新しくできたのは、ディーゼル。

 

今夜のお店は、この中。

 

「マロニエゲート銀座1」は既にクリスマスのデコレーション。

 

クリスマスツリーだけでなく、天井にも華やかな飾りつけ。

 

レストラン階急行エレベーターで10階に上がる。

ここの廊下にもクリスマスツリー。

 

今夜のお店は、『ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座』。

開店時間の少し前だったので、まだ照明は落とされたまま。

 

竹内支配人が私の姿を認め、急いで中に招き入れてくれる。

 

一番乗りしたので広い店内にはまだ客の姿は無い。

でも一時間後にはほぼ満席となった。

 

彼女が到着する前に、今夜お願いしているコース料理のメニューをチェック。

 

このセルヴィエットを見ると、食欲が湧いてくる。

 

彼女が到着し、竹内支配人が最初のワインを注いでくれる。

 

抜栓したワインは、私のブログの常連。

ヴーヴ・アンバル、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ロゼ、ミレジム、2019年。

 

2017VTに較べ、2018VTは黒ぶどうの比率が高かったようで、濃厚な味わいだった。

それが2019VTではまた元に戻り、より爽やかな辛口となっている。

比較すればそんな変化はあるものの、いずれのVTでもヴーヴ・アンバルのミレジムは美味い。

 

パンとバターが届く。

彼女と過ごす、『ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座』での楽しいディナーの始まりです。