10月のある休日、築地の鉄板焼、『KUROSAWA』でランチのあとは、銀座でサクッとワインを飲むことに。
向かった先は、「ギンザシックス」の『エノテカ』。
『KUROSAWA』では生ビールと赤ワインだったので、ここではスパークリングワイン。
イタリア、ヴェネト州のアレグリーニが造る、コルテ・ジャーラ、プロセッコ・ミレジマート、エクストラ・ドライ。
ちぃさんと乾杯。
青リンゴや洋梨の香り。
フレッシュな果実味とシャープな酸、キレの良いエクストラ・ブリュットだ。
ぶどうは、グレラ100%。
ここにはシャトー・ムートン・ロートシルトの展示が色々あり、見るだけでも楽しい。
二杯目は、ちぃさんは白ワイン、私は赤ワイン。
白は、フランスのバロン・フィリップ・ド・ロートシルトがボルドーで造る、ムートン・カデ、ソーヴィニヨン・ブラン、2020年。
シャトー・ムートンという訳にはいかないが、一応ロートシルト家のワイン。
赤は、スペインのトーレスがリオハ州で造る、アルトス・イベリコス、クリアンサ、2018年。
どちらのグラスもピッタリ同じ量。
プロの技は素晴らしい。
再び、ちぃさんと乾杯。
白はソーヴィニヨン・ブラン100%、赤はテンプラニーリョ100%。
ワインのボトルには、大きさ別に名前がある。
しかもボルドーとシャンパーニュでは少し呼び名が違っているので、覚えるのが大変だ。
樽の呼び名や容量もボルドーとブルゴーニュでは異なっている。
コロナ前は中国人観光客で溢れていた館内は、今は閑散としている。
名和晃平さんの作品、”Metamophosis Garden(変容の庭)”に別れを告げ、「ギンザシックス」をあとにする。
外はもうすっかり暗くなっている。
銀座から日比谷方面に向かって散策。
日比谷の「OKUROJI」にはもう長い間来ていない。
ラーメンがとても美味しそうだ。
でもまだお腹が空いていないので、今日はパス。
日比谷仲通りに入る。
立ち寄ったのは、「東京ミッドタウン日比谷」。
アトリウムではストリートピアノの演奏。
9日間だけの企画で、誰でも弾くことが出来る。
三日間はゲスト・ピアニストの演奏もあるようだ。
少し聴いていたい気もするが、私達は次のお店に移動。
向かった先は、日本酒と和食のお店、『三ぶん』。
店の前に置かれたメニューには、”全国うまいものまつり、福岡編”と書かれている。
三週間後に福岡に行く予定なので、何だか嬉しくなる。
本日の日本酒のメニューを眺め、ちぃさんと何を飲むか相談。
「東京ミッドタウン日比谷」の『三ぶん』で、ちぃさんと過ごす楽しい夜は続きます。