10月のある休日、築地の鉄板焼、『KUROSAWA』で、ちぃさんと過ごす楽しい午後の続き。
いよいよ肉が届く。
今焼いているのは、ハンバーグ。
こうしてみると、埜瀬料理長のお腹が立派だ。
肉に合わせ、抜栓しておいた赤ワインを出してもらう。
(写真は飲み干した後に撮影。)
ジョエル・ゴット、ジンファンデル、カリフォルニア、2019年。
ジョエル・ゴットはカリフォルニアに数店のレストランを展開する、レストラン・オーナー。
そして妻はカリスマ・ワインメーカーのサラ・ゴット。
夫婦で高品質のワイン造りを行っている。
ぶどうは、ジンファンデルの聖地、ロダイのものを40%、50%はメンドシーノ、ナパ、ソノマ、パソロブレス、アマトールのものをブレンド。
残りの10%は、プティ・シラー、シラー、アリカンテ。
2019VTと若いこともあり、コルクの状態はとても良い。
ちぃさんと乾杯。
熟したプラム、ブラックベリー、カシス、そしてスパイスのニュアンス。
濃厚な果実味を持ちながら、シルキーなタンニンと相まって、洗練されたボディを形作っている。
熟成はアメリカンオークの樽(新樽比率25%)で8ヶ月。
アルコール度数は14.4%と高い。
いよいよ肉料理が届く。
アンデスの岩塩とコチュジャンベースのたれ。
肉は、長時間熟成させた、岩手県産黒毛和牛。
付け合わせは、パプリカ、シャドークイーン、ズッキーニ、ニンニク。
それと、ここには写っていないが、もやし。
ハンバーグの上には綺麗な目玉焼き。
この黄身が濃厚で美味い。
フォアグラ入りハンバーグが姿を現す。
ナイフを入れると、中にはフォアグラがゴロゴロ。
肉料理と共にワインが進む。
今日の料理とワインに、ちぃさんはご満悦。
ついでに私の写真も。
近年、額が広くなった。
純和風の建物の鉄板焼なのだが、壁に掛けられたポスターはフランス。
このミスマッチな雰囲気がとてもお洒落。
ちぃさんと過ごす築地の鉄板焼、『KUROSAWA』での楽しい午後は続きます。