9月末のこと、彼女と六本木で待ち合わせると、車に乗って西麻布に向かう。
今夜のレストランは、『レストランひらまつ レゼルヴ』。
2022年末で閉店が決定してから、別れを惜しんで出来るだけ数多く通うようにした。
今夜は”ア・ターブル”の会。
コロナ前は毎月開催されていて、2018年には私は12ヶ月皆勤で素敵なプレゼントをいただいたことがある。
毎回大人気の会で、ダイニングルームだけでは足りず、レセプションフロアーにもテーブルを並べていた。
そんな多くの参加者の中で、皆勤賞は私を含めて2名だけだった。
何時もの通り、レセプションに続く白大理石の階段を上る。
忘れないように、踊り場の像の姿を目に焼き付けておく。
坂元支配人に迎えられ、暫し歓談。
レトロなエレベーターで三階のメインダイニングへ向かう。
開店直後の入店なので、まだ他に客の姿はない。
奥の壁にひっそりと掛けられているのは、マリー・ローランサン。
ベルナール・ビュフェの絵は数枚が飾られている。
私達のテーブルは、窓の前。
このカトラリーの多さが何とも嬉しい。
今夜のワインは、田中ソムリエが知恵を絞ったペアリング。
アペリティフ・メゾン ”Raisin”。
アラン・ミリアのメルローのぶどうジュースとゼリーをヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュで割り、シャインマスカットの果肉を加えたカクテル。
アミューズ・ブーシュが届く。
西崎ファームかすみ鴨のテリーヌ、自家製ブリオッシュと共に。
西崎ファームは茨城県かすみがうら市にある鴨農場。
鴨のテリーヌの上には豚のラード。
パリっと焼かれた自家製ブリオッシュも美味しそう。
添えられているのは、食用鬼灯。
鴨のテリーヌをブリオッシュの上に乗せて食べると美味い。
彼女と過ごす、西麻布のフレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』での素敵な夜は続きます。


















