何時ものホテル、「メトロポリタン東京」で彼女と過ごす、まったりワインの楽しいステイの続き。
彼女が食べたいソフトクリームがあるというので、食後のお散歩を兼ねて東武のデパ地下に向かう。
目的のお店は、「MINISOF(ミニソフ)」。
彼女のお目当ては、モンブラン・パフェ。
モンブラン・パフェを二個買ってお持ち帰り。
カップの上に保冷剤(有料)が貼り付けられているが、あまり有効とは思えないし、徒歩三分なので不要だったかもしれない。
たっぷりのソフトクリームとマロンクリーム。
頂上には栗が鎮座する。
これは美味い。
モンブラン・パフェを食べた後は、再びワイン。
飲んでいるワインは、タイユヴァン、マルサネ、ロゼ、ル・サントネール、2017年。
ドメーヌ・ブリュノ・クレールの素晴らしいピノ・ノワールだ。
食後はワインを飲みながらTVプログラムの鑑賞。
「刑事コロンボ」は何時も観ている。
ピーター・フォークが亡くなってもう11年半になる。
続いては、大好きなTVプログラム、「小さな村の物語 イタリア」。
第368回の物語。
今回の村は、アドリア海側のアブルッツォ州のピエトラカメーラ。
アブルッツォ州の内陸部、険しい山の麓にひっそりと佇むピエトラカメーラにあるただ一軒のホテル、「ホテル・グランサッソ」の物語。
続いて、「ロンドン・ヒート」。
イギリスで70年代に人気だった「ロンドン特捜隊スィーニー」の劇場版。
今夜はまだグラマシーニューヨークのケーキを食べていない。
彼女がシャワーを浴びている間に冷蔵庫からケーキを取り出し、食べる準備。
ルームサービスの皿を持ってきてもらわなかったので、受け皿がない。
テーブルに直接置くのは味気ないので、私が持参したセルヴィエットをテーブルクロス代わりに敷いた。
和栗のモンブランが美味しそうだ。
ところが、彼女はお腹がいっぱいなので、明日のブランチに持って行くとのこと。
続く映画は、「ボーダーライン」。
FBI捜査官とメキシコ麻薬カルテルとの戦いを描いた映画。
シャワーを浴び映画を観ているうちに小腹が空いてきたので、私はデザートを食べることにする。
ルームサービスにコーヒーを頼もうとすると、何と「本日は終了しました」とのアナウンス。
開始時間が15時から17時に遅くなっただけでなく、終夜利用可能だったのが、21時半終了となってしまった。
仕方がないので、部屋に備え付けのコーヒーを飲むことにする。
取り皿も持ってきてもらえないので、テーブルにそのまま置いて食べるしかない。
食べるのは私だけなので、テーブルクロス代わりのセルヴィエットも省略。
マロンクリームの上に乗っているのは、熊本県産、添加物不使用の栗の甘露煮。
マロンクリームは、濃厚な栗の旨み、そしてラム酒の香りが素晴らしい。
マロンクリームの下には、生クリーム、スポンジ、そしてメレンゲ。
メレンゲはチョコレートでコーティングされ、薄いクレープで包まれている。
メレンゲの下には、再び生クリームとスポンジ。
何層にも重なる素材の一つ一つが美味しく、食感の変化も素晴らしい。
映画を観終え、歯を磨くと眠りに就くことにする。
何時ものホテルでの、まったりワインの楽しいステイは続きます。