何時ものホテル、「メトロポリタン東京」で彼女と過ごす、まったりワインのステイの続き。
飲んでいるシャンパーニュは、ワーグナー&コー、ブリュット、トラディション。
シャンパーニュのお供は、フレッシュ・オリーブと干しイチジク。
ルームサービスが始まる前の時間にアーリーチェックインしているので、まだ取り皿がない。
デパ地下で買った料理の容器の蓋を流用。
アジアンサラダの大好きなメニュー、蒸し鶏とパクチーのやみつきサラダ。
たっぷり買ったので、二つの皿に取り分けてもまだ半分残っている。
この皿は私が持参したもの。
フロプレステージュの海老とブロッコリーのタルタルサラダ。
二つの皿に盛り付けるのは私の役割。
同じくフロプレステージュで買った、アボカドと生ハムのサラダ。
今日はアボカドよりトマトの方が量が多い。
今回は白ワインではなく、ロゼを選んだ。
「丸の内テラス」の『エスプリ・ド・タイユヴァン』で購入した、タイユヴァン・コレクション。
タイユヴァン・パリ、マルサネ、ロゼ、ル・サントネール、2017年。
造り手は、ドメーヌ・ブリュノ・クレール。
人気の造り手で、タイユヴァンの説明によると、クロード・デュガ、メオ・カミュゼ、エマニエル・ルジェと同等の評価を獲得しているのだそうだ。
色合いは濃いピンク。
ラズベリー、ストロベリー、レッドチェリーなどの赤果実の香り。
口に含むと、素晴らしい果実の凝縮感。
タンニンと酸のバランスも完璧。
彼女と顔を見合わせ、「これ、ロゼじゃないね。ピノ・ノワールそのものだ」ということで意見が一致。
ピノ・ノワール主体のシャンパーニュとピノ・ノワールのロゼの並行飲みも楽しい。
アジアンサラダで初めてのメニュー、干し豆腐と焼ききのこの中華和え。
これがなかなか美味い。
ナトスの、マグロたたきサラダ、焦がしにんにくドレッシング。
これは毎回購入するお気に入りのメニュー。
窓の外を見ると、夕暮れが迫りつつある。
ポンパドウルの紅茶の葡萄パン。
何時もは甘いパンは買わないのだが、彼女が珍しく食べたいと言うことで購入。
今日は大好きなソフトシェルクラブがあって良かった。
アジアンサラダのソフトシェルクラブ、シンガポールチリソース。
今夜の赤は、イタリア、トスカーナのテヌータ・サン・グイドが造る、レ・ディフェーゼ、2016年。
サッシカイアのサード・ワインだ。
若い頃は、サッシカイアを飲んでいた。
そしてもう少し歳をとると、グイダルベルトを飲むようになった。
そして今はレ・ディフェーゼ。
どんどん価格が高騰したため、飲むワインが年齢と逆比例し、セカンド、そしてサードと変化している。
今日のワインは、ロゼも赤も輸入元はエノテカ。
テヌータ・サン・グイドのワインは、サードでも充分に美味い。
セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン70%、サンジョヴェーゼ30%。
熟成は、フレンチオークの樽で、8ヶ月。
初めて昇龍園で買った、黒酢酢豚。
半分でこの量は、流石に買い過ぎた。
メイン料理は最近のお気に入り。
ナトスの、厚切り牛タン、シャンピニオンソース。
この一枚で300gほどあり、二人で分けて食べる。
まだ雲は厚いが、夕方になって薄日が射してきた。
食事の最後まで、ワインクーラーや磁器の皿が登場していない。
15時になってルームサービスに電話をすると、驚いたことにサービスの開始時間が15時から17時に変更となったとのこと。
結果、食事中にホテルの什器を使うことが出来なかった。
何時ものホテルで彼女と過ごす、まったりワインのステイは続きます。