閉店を惜しんで、レストランひらまつ レゼルヴ、そして〆はTUSKでカクテル、六本木 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

友人達と過ごす西麻布の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』での楽しい午後の続き。

メンバーは、しづちゃん、かずみさんご夫妻、海の桜さん、そして私。

 

ゆっくりランチを楽しんでいると、最後の客となってしまった。

本年末で閉店となってしまうので、この機会にみなさんにレストラン内を案内してくれるように坂元支配人にお願いした。

 

メインダイニングにはベルナール・ビュフェの絵が数多く飾られているが、一枚だけマリー・ローランサンの絵がある。

 

四階の屋上テラスは屋根が開閉式となっている。

ここでディナーを楽しむのも気持ちが良い。

 

地階と一階は吹き抜けの広いホール。

主として結婚披露宴に使われているが、ハロウィンや色々なパーティーの会場としても使われ、ここでは数えきれないほどディナー・パーティーを楽しんだ。

 

ここでの楽しい想い出にしばし浸ってしまう。

 

一階にも出入口があり、エントランスホールには額賀画伯の絵が並ぶ。

 

額賀三兄弟の長男は絵画商の故額賀雅敏氏で、ギャラリーを引き継いだ息子の額賀古太郎氏はTV等でも活躍されている。

そして次男が画家の額賀加津己氏で、三男が平松慶子氏と結婚され平松姓となった、平松宏之シェフなのだ。

 

最後に、エントランスの白大理石の階段の踊り場で記念撮影。

海の桜さんは帰り便の時間が迫り先に店を出られたので、四人で撮影。

屋根が開けられているので西日が強い。

 

坂元支配人、内木場シェフに見送られ、名残を惜しみながら店をあとにする。

霞坂を六本木交差点方面に上っていると、満開となった薄紫の美しい花。

 

「これはルリマツリですよ。瑠璃色のジャスミンのような花という意味です。マツリは”祭り”ではなく、ジャスミンを意味する”茉莉”なのです」と皆さんにご紹介。

 

イソマツ科ルリマツリ属の常緑低木で、南アフリカ原産の熱帯植物。

花言葉は、”いつも明るい”、”ひそかな情熱”、”同情”。

 

せっかくこのメンバーで久し振りに集まったのだから、このまま帰るのはもったいないということで、明るい時間から開いているバー、『TUSK』に立ち寄る。

 

明るい戸外から見ると、店内はとても薄暗い。

 

ひんやりとした店内の静かな雰囲気が心地良い。

 

休日の午後のバーは閑散としている。

このお二人の距離感が何となく気になる。

私ならもっと女性の傍に寄るのだが、などと思ってしまう。

 

四人で乾杯。

しづちゃんは生ビール、HISAKOさん(かずみさんの奥様)はジントニック(だったと思う)、そしてかずみさんとわたしはテキーラをストレートで。

 

サウザ・シルバー。

メキシコではショットグラスで飲むテキーラも、こんなグラスで飲むととてもお洒落に感じる。

 

お供はポップコーン。

 

サクッと飲んで66プラザに上ると、空は暮色に染まり始めている。

友人達と過ごす、西麻布、六本木の楽しい午後でした。