神楽坂のニュージーランド・ラムのお店、『ウルトラ・チョップ』でちぃさんと過ごす楽しい夜の続き。
コロナ前はここでニュージーランドワインの試飲会なども開催され、何人もの醸造家と会うことが出来た。
壁にはニュージーランドの醸造家たちのサインが幾つも残されている。
スパークリングワイン、生ビールの次は、白ワイン。
プーリア州のチエーロ・エ・テッラが造る、プリミ・ソリ、トレッビアーノ。
白ワインでも乾杯。
レモンやグレープフルーツの爽やかな香り。
アルコール度数は11%と低く、がぶ飲みできるワインだ。
ムール貝の白ワイン蒸し。
ニュージーランド特産のグリーンマッスルをサービスで出してくれた。
グリーンマッスルは大振りのムール貝と較べても一際大きい。
これでもグリーンマッスルとしては小振り。
白ワインが進む。
海老としめじのクリームアヒージョ。
添えられているのはメゾン・カイザーのバゲット。
海老としめじも美味しいが、バゲットをクリームソースに浸して食べるととても美味い。
ここで嬉しいことに関東地区総店長の竹田さんからワインのサービス。
今夜は竹田さんは他の店舗に行かれているとのことで、「お迎え出来ず済みません」のメッセージと共にグラス・ワインが届いた。
ニュージーランドのブラッケンブルック、ネルソン、ピノ・ノワール、2019年。
これは素晴らしいワインだ。
ブラッケンブブルックはニュージーランド南島の最北端、ネルソンにあるブティック・ワイナリー。
ダニエルとウルスラ夫妻による家族経営のワイナリーで、ウルスラさんには日本で二度お会いしている。
スプリング・ラムのラムラック炭火焼き。
この焼き色が食欲を誘う。
私のラムチョップにちぃさんがNZの旗を立ててくれた。
ラムソーセージと島唐辛子のペンネアラビアータ。
パスタにもラムとは嬉しい。
沖縄の島唐辛子を使うとは面白い。
結構辛みが効いている。
竹田さん差し入れのピノ・ノワールのグラスを飲み干すと、元々のコースの赤ワインを出してもらう。
白と同じくプーリア州のチエーロ・エ・テッラが造る、プリミ・ソリ、サンジョヴェーゼ。
赤ワインでも乾杯。
ストロベリー、ラズベリーの赤系果実のニュアンス、タンニンは控えめ。
パスタがホットなので、赤ワインをどんどん飲んでしまう。
アップルタルトと羊のアイスモナカ。
デザートまでラムとは、以前は無かった趣向。
コロナで苦しい間にも、努力の跡が見える。
アップルタルトにはラズベリーソース。
羊の最中の皮にアイスクリームを詰めて味わう。
スイーツが苦手なちぃさんから、アップルタルトの半分が回ってきた。
今夜もいっぱい食べていっぱい飲んで、楽しいディナーだった。
神楽坂通り(早稲田通り)を下り、帰途に就くことにする。
ちぃさんと過ごす、神楽坂の楽しい夜でした。