5月上旬のウォーキング。
空から舞い降りるウスバカゲロウ。
細部にこだわらなければ、儚げな羽根の感じがよく出ている。
日本銀行本店前の江戸さくら通りの歩道の植え込みに可愛い花が咲いていた。
シャリンバイ(車輪梅)かと思ったが、花がピンクだ。
シャリンバイの花は白。
これはベニバナシャリンバイ(紅花車輪梅)。
そしてこれがシャリンバイ。
シャリンバイはバラ科シャリンバイ属の常緑低木で、原産地は日本、朝鮮半島南部。
シャリンバイは大気汚染や暑さ、潮風に強く、刈り込みに耐えるため、歩道の植え込み、生垣、公園などに多く植えられている。
花言葉は、”愛の告白”、”そよ風の心地良さ”、”純真”。
ウォーキングをしていると、どこからともなく漂う芳香。
香りの元を探すと、ジャスミン(茉莉花)が満開となっていた。
ジャスミンはモクセイ科ソケイ属の植物の総称で、世界に約300種あると言われている。
一般的にジャスミンと呼ばれているのは、主に茉莉花(アラビアジャスミン)やハゴロモジャスミンなどの芳香性のもの。
ジャスミンの花言葉は、”愛想の良い”、”愛らしさ”。
白い花の花言葉は、”温順”、”柔和”。
黄色い花の花言葉は、”優美”、”優雅”。
真っ赤な花は、サルビア・ミクロフィラ、別名チェリーセージ。
シソ科サルビア属の多年草で、原産地はアメリカ南部からメキシコ。
花期は5月から11月と長く、草丈が50~100cm程度で病害虫にも強いので、日本でも人気の植物だ。
英語名は近親種を含めてCherry Sageで、葉を揉むとサクランボのような芳香を放つことからの命名。
花言葉は、”燃ゆる想い”、”尊重”、”知恵”。
赤白の花は、サルビア・ミクロフィラの園芸品種、ホットリップス。
気温が低い時は白、高くなると赤くなり、その中間の時は白赤のツートンカラーと変化する。
これが白いホットリップス。
真っ白の花も新鮮で可愛い。
これはウォーキングの戦利品。
郊外に出てのウォーキングの楽しみの一つは、農家さん直営の野菜の無人販売所。
今回の購入品は、きゅうり6本、ジャガイモ3個、新玉葱2個入りを2パック。
一袋100円なので、これで400円。
今は野菜が高いので、新鮮野菜をこの価格で買えるのはウォーキングの特典みたいなものだ。
カリフォルニアの気軽な赤を抜栓。
ベリンジャー、カリフォルニア・メルロー。
ベリンジャーはナパ・ヴァレーで1876年に創業した、ナパで最古のワイナリーのひとつ。
アメリカに居た時もベリンジャーのワインはよく飲んでいた。
お気に入りのワイナリーの一つだ。
グラスが冷えているのでフロストで色が黒っぽく見えるが、実際には濃い目のルビー色。
甘い黒果実の香り。
口に含むと、熟したプラムや無花果のコンフィチュール、時間を置くと出汁のニュアンスも出てきた。
強いが円やかなタンニン、後味は引き締まった辛口で、余韻は長くない。
アルコール度数は13.5%と高め。
久し振りにカリフォルニアのメルローを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。