赤坂の中華料理店、『白碗竹筷樓』でちぃさんと過ごす楽しい夜の続き。
でも、続きにはお酒も面白い話も登場しません。
食事を済ませる頃には、窓の外はすっかり夜。
店を出る前に化粧室を利用することに。
お店の方に「男女分かれていますか」と聞くと、「中に入ると左右にドアは分かれていますが、別々に行かれることをお勧めします」とのこと。
教えてもらった場所に行くと、”厠所”の標示。
中に入ると、確かに男性用と女性用が分かれているが、左右に隣接。
これは一緒に使うことはできない。
何だか中国の田舎町の家にいるような雰囲気。
この家を飲食店に改装する前からこの造りだったのか、それともわざわざ雰囲気を出すために改装したのだろうか。
化粧室で一番中国らしさを感じることができた。
一階に下りると、カウンターに大きなクサガメ。
私達が亀を覗き込んでいるのを見て店長さんが、「これは食用ではありません。お店を開業した時から居るペットです」とのこと。
店長さんが外まで見送りに出てくれる。
料理が美味しくサービスも良かったので、ここにはまた来ることにしよう。
一ツ木通りに出ると、角には星野リゾートが手掛ける都市型ホテル、「OMO3」。
「OMO」には4タイプ12のホテルがあり、「1」はカプセルホテル、「3」はベーシックホテル、「5」はブティックホテル、「7」はフルサービスホテルを意味する。
一ツ木通りのコンビニでアイスクリームを買う。
ちぃさんは森永のパルム、きなこ黒蜜ソース。
私は森永のザ・クレープ、ピスタチオ&ラズベリー。
歩きながら食べるわけにはいかないので、赤坂テラスのさくら坂に向かう。
さくら坂には人通りが全くない。
前回ここに来た時は河津桜が満開だったが、今はソメイヨシノも葉桜となっている。
ここのベンチでアイスクリームを味わうことに。
ちぃさんのアイスを一口味見させてもらったが、なかなか美味い。
私のは半分溶けかかっている。
「手がべとべと」とちぃさん。
「はい、これで拭いて」とウエットティッシュを手渡す。
「このごみ、どうしよう」とちぃさん。
「このビニール袋に入れて」と私。
これが持ち帰った、ビニール袋に入れたごみ。
「ユキさんのバッグには何でも入っているのね」と感心されてしまった。
さくら坂をもう少し歩いていると、八重桜が咲いていた。
赤坂サカスには11種類、約100本の桜が植えられている。
赤坂サカスで記念撮影。
なかなか上手く撮れた。
私の写真には不思議な光の筋が入っている。
そろそろ帰途に就くことにする。
ちぃさんと過ごす、美味しく楽しい赤坂の夜でした。