丸の内の「二重橋スクエア」にあるフレンチ、『ル・ブール・ノワゼット』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
今夜の魚料理は、漁師風ブイヤベース。
白身魚と、イカ、ムール貝、アサリ。
白身魚は、スズキ。
これだけの魚介類が入っていれば、美味しいこと間違いなし。
飲んでいる白ワインは、チリのテラ・アンディーナが造る、ラスカール、セントラル・ヴァレー、シャルドネ、2018年。
パイナップルや熟した黄桃の香り。
綺麗な果実味と豊かなミネラル感を持つシャルドネ。
肉料理に合わせ、バゲットを追加。
二切れ頼んだが、撮影前に彼女が一つ取ってしまった。
肉料理は、牛ハラミと肩ロースのグリエ。
フライパンは、フランスの調理器具の老舗、デ・バイヤー。
このヴォリュームが嬉しい。
焼き色も美しい。
付け合わせは、ポム・フリット。
肉に合わせ、赤ワインを注文。
チリのボデガ・シエン・イ・セロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、2019年。
ボデガ・シエン・イ・セロは1824年設立の老舗ワイナリーで、884haの自社畑を保有。
2010年にはオーガニック認証を取得している。
熟したプラムやカシスの香り。
豊かな果実味を持ち、酸は控えめでタンニンはまろやか。
余韻は中庸。
肉を二人に取り分け、味わう。
柔らかく、旨みが凝縮されている。
食後は、残った赤ワインを飲みながら、再びスパークリングワインも飲んでいる。
入店した時はまだ明るかったが、外はすっかり夜の帳に覆われている。
暖かい夜なので、テラス席で食事をするのも楽しそうだ。
デセールはミルフィーユ、バニラアイス添え。
バニラアイスにストロベリーソースの組み合わせは美味しく、パイ生地のサクサク感も好い。
デセールのあとにもさらにスパークリングワイン。
フランスのヴァン・ムスー、ポール・メッサー、ブリュット、ブラン・ド・ブラン。
濃いコーヒーがいっぱいになった胃を癒してくれる。
満腹満足で店をあとにする。
店内だけでなく、テラス席も満席。
夜風が気持ち良いので、丸の内仲通りを散策しながら帰途に就く。
彼女と過ごす丸の内の楽しい夜でした。