六本木の国立新美術館にあるフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』で友人達と過ごす楽しいランチの続き。
真鱈のムニエルとノーザンルビーのコンフィ、ブイヤベースのジューソース、黒ニンニクのアイヨリと共に。

この料理がモチーフとしている絵画は、マリー・ドニーズ・ヴィレールの「マリー・ジョセフィーヌ・シャルロット・デュ・ヴァル・ドーニュ(1886年没)」。
18世紀後半に活躍した女流画家の作品。
好きな絵が料理の題材に選ばれて嬉しい。
ジャガイモのノーザンルビーは椅子に掛けられた布。
ドレスのベルトは豚の三枚肉。
黒ニンニクのアイヨリソースは画板を表しているのだろうか。
大根を使った白いドレスは柔らかなイメージ。
白いドレスを脱がせると、真鱈の白い肌が現れる。
などと妄想を膨らませながら食べると、ワインも進む。
飲んでいるボトルは、ヴィレ・クレッセの人気の造り手、ドゥニ・ジャンドゥーのマコン・シャルドネ、アン・セール、2017年。
鴨肉のロースト、ソース・ヴィオレ、緑とピンクの野菜を添えて。

モチーフとなっている絵画は、エドガー・ドガの「踊り子たち、ピンクと緑」。
この鴨肉が踊り子たちなのだろうか。
そう思うとナイフを入れられなくなる。
でもこの焼き色が食欲を誘う。
肉料理に合わせ、抜栓しておいた赤ワインのボトルを出してもらう。
強い赤がお好きなnaonaoさんに合わせて選んだワインは、クロ・ド・ラ・キュール、サンテミリオン・グラン・クリュ、2006年。
15年余りの熟成を経て、濃厚な果実味も強いタンニンも円やかに。
やはりサンテミリオン・グラン・クリュは美味い。
セパージュは、メルロー75%、カベルネ・フラン25%。
大好きな鴨肉と美味いサンテミリオンの組み合わせは至福の時間。
食後も、マコン・シャルドネとサンテミリオンを飲みながらお話に花が咲く。
ここでnaonaoさんへサプライズのハピバプレートと、お誕生日のプレゼント。
デセールは、ピスタチオのムースと赤い果実のシャルロット、アングレーズソース。

モチーフとなった絵は、フラ・アンジェリコの「キリストの磔刑」。
十字架があるとそれらしくなるので、今回の料理の中では一番創作しやすかったのではないだろうか。
この四つの模様は天使を表しているのだろうが、アズカバンのディメンター(吸魂鬼)に見える。
〆は濃いコーヒー。
いっぱいになったお腹を癒してくれる。
今回飲んだワインも素晴らしかった。
コルクの状態もとても良い。
四人で記念撮影。
久し振りの友人達と過ごす、国立新美術館の『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』での楽しいランチでした。



















