4月中旬のこと、彼女から、今日は早めに仕事を終えるので銀座で会いたいとメッセージ。
そこで「ギンザシックス」の「イータリー」で会うことにした。
久し振りの「ギンザシックス」。
前回訪れた時は、ショーコさん、ちぃさん、みんみんさんと一緒だった。
その時の記事はこちら。
吹き抜けのオブジェは前回来た時と同じく、名和晃平さんの作品、 ”Metamorphosis Garden(変容の庭)”。
エスカレーターを乗り継ぎ、6階の「イータリー銀座」に到着。
中は5つの区画に分かれている。
リストランテの『ラ・グリーリア』、ピッツァとパスタのお店の『ラ・パスタ・エ・ピッツァ』、ワインバーの『ラ・ピアツェッタ』、カフェの『グラン・カフェ・ヴェルニャーノ1882』、そしてイタリア物産販売の「マーケット」。
今日の待ち合わせの場所は、『ラ・ピアツェッタ』。
イタリアワインやチケッティ(イタリアの小皿料理)を楽しむことが出来る。
彼女が「サクッと飲んで帰りたい」とのことだったので、ここを選んだ。
バールで一人淋しく待つこと15分、やっと彼女が到着し、料理とワインを注文する。
ロイ社タッジャスカオリーブ、オイル漬け。
ロイ社の、リグーリア州特産のタッジャスカ種のオリーブ。
見た目は塩辛そうだが、実際には塩分控えめでとても美味い。
最初はロゼのプロセッコで乾杯。
ヴェネト州のセラフィーニ・エ・ヴィドットが造る、ボッリチーナ・ロゼ。
サーモンピンクの色合いが美しく、赤いベリー系の果実味を持つブリュット。
ぶどうはシャルドネとピノ・ネーロ。
インサラータ・ミスタ。
野菜の彩りが美しい。
二杯目のワインは、ヴェネト州のプラが造る、ソアーヴェ・クラッシコ・オット、2020年。
グレープフルーツやレモンの香り、ふくよかな果実味と活き活きとしたミネラルとマイルドな酸。
ぶどうはガルガーネガ100%。
ヤリイカのトマト煮込み、ポレンタ添え。
このソースがとても美味い。
ソースを掬って食べるため、パンも注文。
二人前頼もうとしたら、量があるので一人前にされては、とのこと。
紙袋に入った熱々のパンが届く。
確かに一人前で充分だった。
三杯目のワインは、ピエモンテ州のフォンタナフレッダが造る、ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ、2020年。
青リンゴ、レモン、ライチの香り。
フレッシュでキレのある果実味。
引き締まった後味の辛口で料理によく合う。
やはりガヴィは美味い。
ぶどうはコルテーゼ100%。
メカジキのグリル。
二人に取り分け。
さすが「イータリー」、チケッティと言っても料理は本格的で美味い。
彼女と過ごす、銀座の『ラ・ピアツェッタ』での楽しい夜は続きます。