3月中旬のウォーキング。
この雲を観て、何故かサトちゃんを思い出した。
最近あまり見ないが、薬局前で今も頑張っているのだろうか。
暖かくなり、部屋に取り込んでいた植物をベランダに移動させた。
でも花が咲いている鉢は夜は部屋に取り込み、花を愛でている。
デンマークカクタスのキングレッドの花も咲き続けている。
クリスマスカクタスの別名があるとおり、冬に130輪の花を咲かせた。
そして数は少ないが、春にも美しい花を見せてくれるている。
花数は22輪だが、一つの花が大きいので存在感がある。
アリッサムも花盛り。
とても良い香りがするので、卓上に一鉢あると気持ちが和らぐ。
ラナンキュラスの花も次々と咲いている。
小さな蕾が生まれたと思うと、3~4日ほどでするすると成長し、1週間ほどで花が開き始める。
植物の成長の速さには何時も驚かされる。
このふわふわの花がとても可愛い。
花数が少ない冬の間、目を楽しませてくれたビオラの花が一層勢いを増している。
街角の花壇はビオラで花盛り。
ビオラはパンジーと同じく、スミレ科スミレ属の一年草で、原産地はヨーロッパ。
花言葉は、”もの思い”、”私のことを想って”、”忠実”、”誠実”。
花色毎にも花言葉があるが、花色があまりに多いので割愛。
スイセン(水仙)は種類が多く、開花期も11月中旬から4月までと種類によって様々。
3月に盛りを迎えるのが、ラッパズイセン。
ヒガンバナ科スイセン属(ナルキッスス属)の多年草(球根)で、原産地はイベリア半島を中心とした地中海沿岸。
属名のナルキッススは、ギリシャ神話に出てくる美少年、ナルキッソスに由来する。
森の妖精エコーの求愛を退けたナルキッソスは神の怒りを買い、女神ネメシスによって自分しか愛せない呪いをかけられる。
そして水面に映った自らの姿に恋い焦がれ、そのまま衰弱死してしまう。
そこに咲いたのが水仙の花で、ナルキッソスの化身とされた。
最近は、背丈の低い小型の水仙も人気がある。
水仙の花言葉は、”自己愛”、”自惚れ”、”希望”、”尊敬”。
黄色い水仙の花言葉は、”私のもとへ帰って”、”もう一度愛してほしい”、”愛に応えて”。
白い水仙の花言葉は、”尊敬”、”神秘”。
水仙の種類別にも花言葉があるが、長くなるので省略。
今夜はかずみさんにいただいた高知の酒を飲むことにする。
高知県安芸郡の濱川商店が醸す、美丈夫 純米吟醸 CEL-66。
CEL-66は全国新酒鑑評会に出品する"大吟醸 薫"に使用されている高知酵母で、今回初めてこの酵母で純米吟醸酒を醸したとのこと。
生産本数は僅か2,000本。
私もCEL-66の酒を飲むのは初めて。
CEL系の酵母は、11、19、24とあり、番号が大きくなるほどカプロン酸エチルの生成量が多くなる。
CEL-24はリンゴ香が強く甘味もある酒で、日本酒度は-10~-15。
CEL-66も同じような酒を想像したが、調べてみると、CEL-11に近い酵母であることがわかった。
CEL-24で醸された酒の記事はこちら。
白ワイン用のグラスで飲むことにする。
甘いフルーティーな香り。
この香りはやはりCEL酵母。
口に含むと、素晴らしいフレッシュな口当たり、そしてCEL-24にも相通じる上品な甘み。
だが甘みは控えめで、その後にキレの良い酸を感じる辛口。
これは美味い酒だ。
使用米は高知県産吟の夢、精米歩合は55%。
日本酒度は+3、酸度は1.3。
かずみさんに感謝の美酒を味わった、今夜のお家日本酒でした。