ウォーキングと早春の花、そして今夜のお家日本酒、美丈夫 純米吟醸 CEL-66、高知県 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

3月中旬のウォーキング。

 

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この雲を観て、何故かサトちゃんを思い出した。

最近あまり見ないが、薬局前で今も頑張っているのだろうか。

 

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暖かくなり、部屋に取り込んでいた植物をベランダに移動させた。

でも花が咲いている鉢は夜は部屋に取り込み、花を愛でている。

 

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デンマークカクタスのキングレッドの花も咲き続けている。

クリスマスカクタスの別名があるとおり、冬に130輪の花を咲かせた。

 

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そして数は少ないが、春にも美しい花を見せてくれるている。

花数は22輪だが、一つの花が大きいので存在感がある。

 

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アリッサムも花盛り。

 

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とても良い香りがするので、卓上に一鉢あると気持ちが和らぐ。

 

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ラナンキュラスの花も次々と咲いている。

小さな蕾が生まれたと思うと、3~4日ほどでするすると成長し、1週間ほどで花が開き始める。

植物の成長の速さには何時も驚かされる。

 

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このふわふわの花がとても可愛い。

 

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花数が少ない冬の間、目を楽しませてくれたビオラの花が一層勢いを増している。

街角の花壇はビオラで花盛り。

 

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ビオラはパンジーと同じく、スミレ科スミレ属の一年草で、原産地はヨーロッパ。

花言葉は、”もの思い”、”私のことを想って”、”忠実”、”誠実”。

花色毎にも花言葉があるが、花色があまりに多いので割愛。

 

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スイセン(水仙)は種類が多く、開花期も11月中旬から4月までと種類によって様々。

 

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3月に盛りを迎えるのが、ラッパズイセン。

 

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ヒガンバナ科スイセン属(ナルキッスス属)の多年草(球根)で、原産地はイベリア半島を中心とした地中海沿岸。

 

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属名のナルキッススは、ギリシャ神話に出てくる美少年、ナルキッソスに由来する。

 

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森の妖精エコーの求愛を退けたナルキッソスは神の怒りを買い、女神ネメシスによって自分しか愛せない呪いをかけられる。

 

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そして水面に映った自らの姿に恋い焦がれ、そのまま衰弱死してしまう。

 

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そこに咲いたのが水仙の花で、ナルキッソスの化身とされた。

 

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最近は、背丈の低い小型の水仙も人気がある。

水仙の花言葉は、”自己愛”、”自惚れ”、”希望”、”尊敬”。

 

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黄色い水仙の花言葉は、”私のもとへ帰って”、”もう一度愛してほしい”、”愛に応えて”。

白い水仙の花言葉は、”尊敬”、”神秘”。

水仙の種類別にも花言葉があるが、長くなるので省略。

 

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今夜はかずみさんにいただいた高知の酒を飲むことにする。

高知県安芸郡の濱川商店が醸す、美丈夫 純米吟醸 CEL-66。

 

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CEL-66は全国新酒鑑評会に出品する"大吟醸 薫"に使用されている高知酵母で、今回初めてこの酵母で純米吟醸酒を醸したとのこと。

生産本数は僅か2,000本。

私もCEL-66の酒を飲むのは初めて。

CEL系の酵母は、11、19、24とあり、番号が大きくなるほどカプロン酸エチルの生成量が多くなる。

 

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CEL-24はリンゴ香が強く甘味もある酒で、日本酒度は-10~-15。

CEL-66も同じような酒を想像したが、調べてみると、CEL-11に近い酵母であることがわかった。

 

CEL-24で醸された酒の記事はこちら。

 

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白ワイン用のグラスで飲むことにする。

甘いフルーティーな香り。

この香りはやはりCEL酵母。

 

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口に含むと、素晴らしいフレッシュな口当たり、そしてCEL-24にも相通じる上品な甘み。

だが甘みは控えめで、その後にキレの良い酸を感じる辛口。

これは美味い酒だ。

使用米は高知県産吟の夢、精米歩合は55%。

日本酒度は+3、酸度は1.3。

かずみさんに感謝の美酒を味わった、今夜のお家日本酒でした。