西麻布の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
ドゥラモットのシャンパーニュ・ブリュット、アルフォンス・メロのサンセール・エドモン、クローディ・ジョバールのリュリー、プルミエ・クリュ、レ・クルーを飲んだ後は、赤ワイン。
M.シャプティエ、クローズ・エルミタージュ、レ・ヴァロニエール、2010年。
M.シャプティエは1808年にエルミタージュで創設された、ローヌを代表する生産者。
ネゴシアンであると共に、自ら80haを超える自社畑を保有し、優秀なワインを生産している。
レ・ヴァロニエールは、シャプティエの最高峰ワイン・シリーズ、”セレクション・パーセレール”の一つ。
細分化された区画で栽培される高樹齢のぶどうで醸造された、スペシャル・キュヴェなのだ。
濃いガーネット。
熟したプラムやカシスの香り。
驚くほど芳醇な果実味、強いが円やかなタンニン、長く続く余韻。
11年余りの時を経ているが、まだまだ熟成のポテンシャルを有す強いボディだ。
このシリーズは、50年の熟成に耐えると称されている。
ぶどうはシラー中心で、平均樹齢は60年以上、栽培はビオディナミ。
ヴィアンドは、高知オーガニック野菜、和牛。
赤ワインソースが注ぎ込まれる。
ソースが加わると、見た目も一層美味しそうになる。
牛肉は高知県産ではなく、島根県益田市の松永牧場産。
土佐備長炭を使って焼き上げたのだそうだ。
付け合わせのオーガニック野菜は高知県産。
農場の名前を聞いたが忘れてしまった。
血の香りのする牛肉と、強いボディのクローズ・エルミタージュが良く合って美味い。
色合いがとても濃いので光を通さなかったが、残り僅かになって光にかざすと、美しい像を結んだ。
デセールは、土佐文旦、ロイヤルミルクティー、黄金しょうが。
土佐文旦の上に、黄金しょうがのアイスクリーム。
メレンゲの容器の中、土佐文旦の下にはチョコレート味のアイスクリームも。
ディナーの〆は濃いコーヒー。
今夜の内木場シェフの料理も素晴らしかった。
帰りにはシェフに今夜のお礼を伝えようと思う。
ミニャルディーズは、ギモーヴ、イチジクのコンポートをのせたイチジクのチョコレート、パッションフルーツとフランボワーズのゼリー。
ここに来た時はまだ青空が見えていたが、窓の外は既に夜の帳に覆われている。
ダイニングルームの客もほとんどが席を立ち、残っているのは私達を入れて3テーブルのみとなってしまった。
2階のレセプションに下りると、坂元支配人と内木場シェフが見送りに待っていてくれた。
シェフと今夜の料理について色々お話しするのが楽しい。
お二人はレストランの前で、私達が見えなくなるまで見送ってくれた。
帰りは六本木まで肩を並べて歩く。
そして成城石井で、彼女の翌朝のサラダを何品か購入。
西麻布と六本木で彼女と過ごす素敵な夜は楽しく更けていきました。



















