友人達と池袋で過ごす、休日の楽しい午後の続き。
今日のメンバーは、しづちゃん、かずみさん、そして私。
池袋の『KollaBo』で韓国グルメを堪能した後は、しづちゃんをお見送りし、かずみさんと二人で次の場所に移動する。
向かった先は、池袋東武の中にある『エノテカ』。
ここにはリーデルのグラスが色々揃っている。
でもグラスを買いに来たわけではない。
かずみさんと二人でブラインドテイスティングをすることにしたのだ。
今月の”ワイン診断”は、白ワイン。
6個のワイングラスが届く。
”ワイン診断”の目的は好みのワインを診断することなのだが、ぶどうの種類を当てるのも楽しみの一つ。
エノテカアプリを立ち上げ、ワイン診断メニューに入ると、「まず1番と2番を飲み較べ、好きな方のワインをクリックしてください」のように次々とインストラクションが現れる。
色がわかるように、白い紙をもらって背景に立てる。
1番(左端)は白い花の香りが豊かで、結構糖度が高く、酸は控えめ。
2番(真中)も香りが華やかで濃厚な果実味。
3番(右端)は豊かなフルーツ香、甘味が強い。
結局わかったことは、辛い韓国料理を食べた後はどのワインを飲んでも香りが豊かで甘みが強く感じるということ。
ほとんど当たらなかったが、正解は以下のとおり。
1番は、ニュージーランド、マールボロのシレーニ、セラーセレクション、ソーヴィニヨン・ブラン。
あの白い花の香りはマールボロのソーヴィニヨン・ブランの特徴。
2番は、チリのモンテス、アルファ、シャルドネ。
やはり濃厚な果実味はシャルドネだった。
3番は、ドイツのシュロス・フォルラーツ、ゾンマー、QBA、トロッケン。
この甘みはリースリングだ。
4番は濃厚な甘口ワイン。
5番は強い果実味を持つしっかりとしたボディ。
6番は華やかな香り、柔らかな甘みと酸味。
6種類の中で、私が選んだ一番好みのワインは、5番。
かずみさんが選んだのは、面白い味わいということで、4番。
かずみさんはこちらの常連さんなので、ソムリエールさんに頼んで4番のボトルを見せてもらう。
オーストラリア、バロッサ・ヴァレーのグラント・バージが造る、モスカート。
私が選んだ5番は、オリヴィエ・ルフレーヴ、ブルゴーニュ、レ・セティーユ。
なるほど、どうりで美味しいはずだ。
6番は、スペインのエナーテ、ゲヴュルツトラミネール。
スペインのゲヴュルツトラミネールを飲むのは初めて。
白ワインのブラインドテイスティングはかずみさんと二人で話が弾み、とても楽しかった。
〆はブルゴーニュのピノ・ノワールをグラスで。
ロドルフ・ドゥモジョ、ブルゴーニュ、コート・ドール、ピノ・ノワール、2019年。
ロドルフ・ドゥモジョはムルソーに本拠地を置く、1992年設立の若いドメーヌ。
フレッシュな果実の香り、口に含むとしっかりとした凝縮感を持つ綺麗なボディ。
シャサーニュ・モンラッシェの畑の、1961年に植樹された樹齢の高いぶどうが用いられている。
オーク樽(新樽比率10%)で12ヶ月、その後タンクで2か月熟成し、ボトリングされている。
グラスの下のテーブルには、美しい光のアート。
気が付くと、既に夕方も遅い時間となっていた。
急いで『エノテカ』を出て帰途に就く。
しづちゃんとかずみさんと『KollaBo』でランチを、そしてかずみさんと『エノテカ』でワインを楽しんだ、休日の午後でした。