3月中旬のこと、六本木駅に降り立つ。
向かったのは、「東京ミッドタウン六本木」。
ここに来ると、何故かこの写真を撮ってしまう。
今日は「ガレリア」でお買い物。
入口にはWOTAが造る、水循環型手洗いスタンド、WOSHが置かれている。
三つほどのショップをハシゴし、幾つか気に入ったものを購入。
次はプラザの1階に出て、またお買い物。
買い物を済ませると待ち合わせまで時間があるので、ミッドタウンガーデンを散策。
ソメイヨシノの蕾はまだ固い。
桜の樹の下で異様に光る植物を見付けた。
本来は緑の葉っぱなのだが、この光が当たる部分は濃いピンク色に見える。
原因は、この投光器。
ミッドタウンガーデンでは桜の樹にこの照明が当てられ、陽が落ちると夜桜が幻想的に浮かび上がるのだ。
これが後日撮影した、満開になった桜にこの光が当たった写真。
撮影を変えると、投光器の色の組み合わせがわかる。
他の桜の樹の下の投光器は電源が切れているが、何故かここだけスイッチが入ってしまったようだ。
そろそろ時間になったので、ミッドタウンガーデンに別れを告げ、次の目的地に向かう。
外苑東通りや六本木通りの雑踏を避け、国立新美術館横を通り、裏道を抜けて「六本木ヒルズ」方面に向かう。
西麻布交差点を外苑西通りに左折すると、最初の交差点にあるこの建物の角を右折する。
この目立つ建築物は、イギリスの建築家、ナイジェル・コーツの設計。
左右二棟の建物で、左側が”Art Silo”、右側が”The Wall”と名付けられている。
目的の場所はこの白亜の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』。
レセプションに通じる白大理石の階段を上ると、今夜のディナーへのワクワク感が盛り上がる。
二階のレセプションフロアーでは美しい生花が迎えてくれる。
椅子に腰かけ、彼女の到着を待つ。
向かい側の壁に掛けられている絵は、シャルル・シャプランの「A Song Silenced」。
好きな絵だ。
彼女が到着し、レトロなエレベーターで三階のメインダイニングに案内される。
西麻布の大好きなフレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。