大手町のフレンチ、『グラン・メゾン オレノ』でちぃさんと過ごす素敵な夜の続き。
飲んでいるのはルイ・ヴィトンの五代目が造る、ザヴィエ・ルイ・ヴィトン、シャンパーニュ、トラディション、ブリュットの二本目。
一本目はフルートグラスで、二本目は丸みのある大きなグラスで飲んでいる。
肉料理用のナイフが届く。
ちぃさんには小振りのレッド、私には大振りのダークグリーン。
メーカーは、ドグレーヌ・パリ。
メインの肉料理が届く。
最近はクロッシュを使うお店は少なくなったので、思わず撮影。
クロッシュを撮影すると自分が写ってしまう。
クロッシュを見ると、代官山のフレンチ、『マダム・トキ』を思い出す。
久し振りに『マダム・トキ』にも行きたくなった。
私の肉料理は、~信頼~シャラン産鴨胸肉のロースト”カナルディエの語らい”。
ちぃさんの肉料理は、~信頼~牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ ”黒トリュフのペリグーソース”。
鴨の焼き色が美しい。
シャラン産鴨は大好きだ。
ちぃさんから、フィレ肉とフォアグラのロッシーニが一切れ届く。
私も鴨肉を一切れプレゼント。
肉料理用に、赤ワインをグラスで選ぶ。
ちぃさんの牛フィレ肉とフォアグラ用に選んだのは、カリフォルニアのクロ・デュ・ヴァル、カベルネ・ソーヴィニヨン、ナパ・ヴァレー、2017年。
1986年に行われた”パリスの審判”のリターンマッチで、ボルドーの格付け第一級ワイン達を押さえて優勝したのが、クロ・デュ・ヴァル。
まさに伝説の最高峰ワイナリーの一つだ。
私の鴨肉には、ブルゴーニュを選んだ。
ジュヴレ・シャンベルタン、ラ・ジブリオット、2018年。
ラ・ジブリオットは、ジュブレ・シャンベルタン村の人気の生産者、クロード・デュガがファミリーで運営するネゴシアン・ブランド。
大好きなワインで、私のセラーの常連でもある。
赤ワインでも乾杯。
こんな良いワインをグラスで飲めるところが素晴らしい。
ピアニストの菊地沙織さんの二回目のステージが始まった。
今回はトーク付き。
演奏の様子は背後の大きなプロジェクターに映し出されている。
ピアノ曲に合わせた、フルーツフランベの実演も始まる。
グレープフルーツの皮が剝かれていく。
菊地さんの演奏にも一段と熱がこもり、フルーツフランベとのシンクロ性が高まっていく。
ファイアー。
グレープフルーツのフランベが始まる。
デセールは、~希望~燃え盛る炎のフランベ・スイーツ ”Eat+Entertainment”。
これは、ちぃさんの皿。
こちらは私の皿。
クレープにはフランベされたグレープフルーツ、その上にはイチゴとバニラアイスクリーム。
ここでシニアソムリエの白井さんから、「デセールに合わせてシャンパーニュをどうぞ」と、嬉しいプレゼント。
ザヴィエ・ルイ・ヴィトンのシャンパーニュと共にデセールを食べると最高に美味い。
食後はホットコーヒー。
菊地沙織さんが私達の席に挨拶に来てくれた。
色々お話をした後は、記念撮影。
今回の『グラン・メゾン オレノ』でのディナーも素晴らしかった。
満ち足りた思いで店をあとにする。
ちぃさんと過ごす、大手町での素敵な夜でした。