何時ものホテル、「メトロポリタン東京」で彼女と過ごす、まったりワインの楽しいステイの続き。
何時ものとおり彼女のブランチを用意し、彼女をフランス語のレッスンに送り出すと、私は朝食の準備に取り掛かる。
ゴルゴンゾーラ・ドルチェ。
ポンパドウルのドゥリーブルとプチアンリシール。
そして持参した野菜。
レタス、オニオン、パプリカ、フェンネル。
合わせるワインは、アルフォンス・メロ、レ・ペニタン、コート・ド・ラ・シャリテ、シャルドネ、2011年。
10年余りの熟成を経たシャルドネは、一晩置いても衰えることも無く、濃厚な果実味と熟成感を維持している。
プチアンリシールを二つ割りにし、ゴルゴンゾーラを乗せ、アカシアのハチミツをたっぷり掛ける。
レタスとフェンネルで覆う。
これでチーズサンドイッチの完成。
美味い。
続いては、柿安ダイニングのローストビーフ。
プチアンリシールに粒マスタードを塗る。
ローストビーフ、レタス、オニオン、パプリカ、フェンネルの順に重ねる。
これでローストビーフサンドイッチの完成。
合わせるワインは、ジャン・ブシャール、ニュイ・サン・ジョルジュ、2018年。
ニュイ・サン・ジョルジュらしい力強さの無いボディだが、これはこれで優しい造りで美味い。
三つ目のサンドイッチは、ドゥリーブル。
ローストビーフは残しても仕方ないので、贅沢に乗せる。
野菜も残らず乗せてしまう。
何とも食べにくいオープンサンドイッチになってしまった。
でも美味いので良しとしよう。
食後はルームサービスで持ってきてもらったコーヒーでまったり。
赤はちょっと物足りなかったが、今回の三本のワインも楽しく飲むことが出来た。
三本の空き瓶に別れを告げ、部屋をあとにする。
ホテルを出ると、抜けるような青空。
「メトロポリタンプラザ」のガラスの青と空の青がシンクロして美しい。
彼女と過ごす、何時ものホテルでのまったりワインの楽しいステイでした。