『オーベルジュ・ド・リル東京』でちぃさんのお誕生日のお祝いをしたあとは、お腹がいっぱいなので六本木を散策することに。
ちぃさんをご案内したのは、気軽なイタリアン、『さくら&マルシェ』。
お腹はいっぱいなので、何か食べようというのではない。
目的は、併設されている「ワインショップ・ソムリエ」。
まずはイタリアンの方をちょっと覗いてみる。
ワイングラスで出来たシャンデリアが面白い。
ここではワインをリーズナブルな価格で楽しむことが出来る。
次は、ワインショップの階段を下り、地下のセラーを見せてもらう。
いきなりボルドー五大銘醸の巨大ボトルに迎えられる。
これはアンペリアル(6ℓ)なのだろうか。
素晴らしいワインが揃い、見飽きることがない。
ここはボルドーの銘醸のコーナー。
こちらにはブルゴーニュのモンスターワインが並ぶ。
ひとしきりワインセラー見学を楽しんだ後は、次の目的の場所に向かう。
『ハードロックカフェ六本木』に来るのは久し振り。
確か前回来た時はここはクリスマスデコレーションだったが、これはバレンタインデーの飾りつけなのだろうか。
この二年近く、ここは何時来ても店内はガラガラだった。
お酒がウリのお店なので、緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置は経営を直撃する。
更に客の半分は外国人だったので、海外客が居ないことも痛手だ。
そして休日の午後三時過ぎ、嬉しいことに半分以上のテーブルが埋まっている。
外国人の客もちらほら。
私達はお腹がいっぱいなので、消化剤を飲むことにする。
食後のスピリッツは疲れた胃に活力を与え、消化を促進する。
ちぃさんの飲み物は、ラムのバカルディ・スペリオール。
私の飲み物は、テキーラのクエルボ・エスペシャル。
食後のスピリッツは美味い。
途中、化粧室を利用。
目の前にはこんな写真。
興奮してしまいそう。
ちぃさんの二杯目は、グースIPA。
私の二杯目は、タリスカー10年。
スコッチウイスキーの中では、アイラモルトやアイランズモルトが好きだ。
タリスカーはアイラ島のお隣、スカイ島にただひとつある醸造所。
このヨード香の強いシングルモルトが素晴らしい。
さて、そろそろ帰途に就くことにしよう。
客が多いので、安心して店を出ることが出来る。
世界の色々な都市の『ハードロックカフェ』で記念写真を撮ったが、六本木のお店で撮るのは初めて。
ついでに私も撮影してもらう。
駅に向かう途中、あるお店が営業しているかどうかチェックしてみる。
六本木のニューハーフ系のショーパブと言えば、『金魚』と『香和』。
どちらのお店にも結構な回数行ったが、『香和』は随分以前に閉じてしまった。
『金魚』はオーナーと仲良しだったので、私が行くとルイ・ロデレールをプレゼントしてくれ、舞台を観ながら楽しく飲んでいた。
そのオーナーは他界し私も足が遠のいていたが、コロナ禍の今も店は健在ということが分かったので、久し振りに訪れようと思う。
アルザスの三ツ星レストランの東京店、『オーベルジュ・ド・リル東京』でちぃさんのお誕生日のお祝いをし、『ハードロックカフェ六本木』でスピリッツを飲み、街歩きを楽しんだ、六本木の素敵で楽しい午後でした。