六本木の「グランド・ハイアット東京」のフレンチ、『ザ・フレンチ・キッチン』でちぃさんと過ごすシャンパーニュ・ランチの続き。
大きなシャンパーニュグラスになみなみと注いでくれるので、二人で三杯ずつ飲むとボトル一本が空いてしまった。
飲んでいるシャンパーニュは、ヴーヴ・ドゥソー、キュヴェ・レテルニテ、バイ・エルネスティーヌ、ブリュット。
二本目を抜栓。
冷たい前菜を食べた後は、シャルキュトリーとフロマージュ。
サラミ・ミラノ、ハモン・セラーノ、カントリー・パテ。
干しイチジクとクルミ。
トルコ産の干しイチジクは大好き。
フロマージュは、白カビはブリー・ド・モー、ウォッシュはポン・レベック。
続いては、温かい前菜と炭水化物。
料理の種類が多く、何を食べるか迷ってしまう。
割と控えめな盛り付け。
トマトライスとリゾーニ。
その奥はブイヤベース。
ポークチョップ、マスタードクリームソース。
ミニビーフステーキ、ベアネルズグラチネ。
ブロッコリーのソテー。
ラタトゥイユ。
メイン料理はオーダーして持ってきてもらう。
ロティサリー・ビーフ。
ビーフはオーストラリア産。
焼き色が素晴らしく、赤身の肉は柔らかくジューシー。
肉料理に合わせ、赤ワインはグラスで。
ファミーユ・ペランが造る、ラ・ヴィエイユ・フェルム、2019年。
ファミーユ・ペランは、銘醸シャトー・ドゥ・ボーカステルを擁する南ローヌを代表する造り手。
ファミーユ・ペランの当主には、銀座の『アルジェント』で開催されたクリスマス・パーティーでお会いしたことがある。
流石「グランド・ハイアット」、グラスが良い。
ここに宿泊し、部屋で持ち込んだワインを飲むときにルームサービスでワイングラスを頼むと、シャンパーニュ用、白用、赤用の大きなリーデルのグラスが合わせて6脚届いたことを思い出す。
赤ワインでも、ちぃさんと乾杯。
ストロベリーやラズベリーの爽やかな香り。
しなやかなタンニンが果実味によく調和し、スパイシーな後味も心地よい。
セパージュは複雑で、グルナッシュ50%、シラー20%、カリニャン15%、サンソー15%。
熟成はオーク樽で10ヶ月。
パンも食べることに。
肉に合わせるつもりだったが、デニッシュなどの甘いパンをとってしまったので、肉料理には合わない。
でも、レーズンデニッシュ、サツマイモのパイ、メロンパンはどれも美味い。
ブリー・ド・モーとポン・レベックは赤ワインによく合う。
ロティサリー・ビーフが美味しいので、もう一皿。
もちろん、ちぃさんももう一皿追加。
こんなに美味しいのなら、他の料理は食べずにこれだけ5皿くらい食べても良かったかも。
ちぃさんと過ごす、「グランド・ハイアット東京」の『ザ・フレンチ・キッチン』での楽しい午後は続きます。