六本木の「グランド・ハイアット東京」の『ザ・フレンチ・キッチン』でちぃさんと過ごす素敵な夜の続き。
ヴィヤンドゥが届く。
ラムラックのロースト、ディジョンパセリ、ゴートチーズのマッシュポテト、クランベリーとラムのジュ。
ラムはオーストラリア産。
この火入れが素晴らしい。
でも部屋が暗いので写真の色が綺麗に出ない。
ナイフが滑るように入る柔らかな肉質。
そしてこの厚みが堪らない。
上質のラム肉は本当に美味い。
コント・ラフォンのヴィレ・クレッセに続き、ラムに合わせて赤ワインも飲むことに。
ボルドー/スッドウエストのクローズリ・サン・ロックが造る、クローズリ・サン・ロック、2016年。
素晴らしい果実の凝縮感。
活き活きとした酸味と強く滑らかなタンニン。
これは上質の赤だ。
このワインの評価が高いことに納得。
セパージュは、メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%。
野生酵母を用い、熟成は大樽で24ヶ月。
無濾過無清澄で、SO2不添加。
シャンパーニュを二本、そして白ワイン、赤ワインと飲み続けてすっかり気分が良くなった二人は、写真撮影ごっこ。
にっこり撮影に応じているが、実はもうかなり酔いが回っている。
デセールが届くが、実はもうお腹はいっぱい。
ここの料理は美味しいだけでなくヴォリュームもある。
マンゴーのムース、バニラアイスクリーム。
チョコレートのロールケーキ、ピスタチオのケーキ、チョコレートのマカロン。
果物はラズベリーとブルーベリー。
マカロンはお持ち帰りにしたが、それ以外は何とか完食し、濃厚なコーヒーでいっぱいになったお腹を癒す。
支配人に見送られ、満足して店を出る。
エレベーターホールの奥には林檎のオブジェ。
帰りも六本木ヒルズのウエストウォークは使わず、けやき坂を下る。
来るときも気になっていたピンクのベンチ。
”デイ・トリッパー”と言う名前のストリートアート。
酔った勢いで記念撮影。
寒い夜だったがコートの前を開けているということは、かなり酔っていた証拠。
寒いと酔いが醒めるのが早い。
以前長野で飲んだ時、飲み屋を出ると外は零下8度、次の店に歩く間に酔いが醒め、次々と店をハシゴしても永遠に飲めるように感じたことを思い出す。
美しいけやき坂イルミネーションに別れを告げ、66プラザに戻ることにする。
今夜の料理もシャンパーニュも、そして赤白のワインも素晴らしかった。
ちぃさんと過ごす、六本木の素敵な夜でした。