丸の内のフレンチ、『エリックス バイ エリック・トロション』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
今夜のヴィアンドは、鴨、白いんげん豆。
牛蒡のチップが添えられている。
鴨はミンチにして豚の背脂で包み、低温の油で調理されている。
ソースは白いんげん豆のピューレ。
ソミュール・シャンピニーを飲んだ後は、ボルドーとスペインの赤を飲み較べ。
スペインの赤は、ファミリア・フェルナンデス・リベラが造る、コンダード・デ・アサ、クリアンサ、2018年。
カスティーリャ・イ・レオンのリベラ・デル・デュエロのワインで、神の雫に登場した人気の赤。
プルーン、ブラックベリー、カシスの香り。
濃厚な果実味、強いタンニン、そしてシガー、なめし皮、スパイス、樽のニュアンスを持つ、フルボディ。
クリアンサなので、樽と瓶で二年以上、その内6ヶ月以上をオークの小樽で熟成されている。
ぶどうはテンプラニーリョ100%。
ボルドーは、シャトー・ギュボ・プレザンス、2016年。
シャトー・ギュボ・プレザンスは、ドルドーニュ川とガロンヌ川の間、アントル・ドゥ・メールのタラゴンにある、評価の高いシャトー。
二種の赤ワインの飲み較べ。
左側がシャトー・ギュボ・プレザンス。
ブラックベリー、ラズベリー、カシスの香り。
豊かな果実味としなやかなタンニンが調和するエレガントなボディー。
セパージュは、メルロー75%、カベルネ・ソーヴィニョン25%。
デセールは、三種盛合わせ。
生チョコレート。
ベイクドチーズケーキ。
フルーツのパウンドケーキ。
デセールにもボルドーの赤。
今夜飲んだワイン達。
シャンパーニュ二種は美味しく、赤の三種飲み較べも楽しかった。
満腹かつ飲み過ぎで『エリックス バイ エリック・トロション』をあとにする。
酔いを醒ますため、雪の丸の内を少し散策。
10cmの積雪があったそうだが、舗道はもうシャーベット状。
行幸通りから見る東京駅丸の内駅舎は美しい。
丸の内仲通りの雪もほとんど溶けてしまった。
寒い冬に見ると、ステンレス製の”SPIRAL. UQ”が一層シャープに見える。
マイケル・リーチ像は雪の中でも半袖短パン。
ティファニーまで歩いてきた。
そろそろ電車に乗り、帰ることにする。
最寄り駅に着くと、雪を見たさに近くの公園へ。
トレッキングシューズを履いているので、雪の道でも滑る心配は無い。
今日の雪が激しかったことがわかる。
雪は積もっているが、公園内の遊歩道の雪は消えている。
公園内を一回りして雪を楽しみ、家路につく。
一夜明けた朝。
昨夜のフレンチのフルコースと大量のワインのカロリーを消費するため、ジムにトレーニングに行く。
昨日の雪が嘘のような青空。
空の青と、枝に付いた雪の白のコントラストが美しい。
雪の丸の内での楽しいシャンパーニュ・ディナーでした。