昨年12月上旬のある平日の昼下がり、彼女と神楽坂で待ち合わせ。
飯田橋から神楽坂通りに向かう。
今の時間は、坂上から坂下への一方通行。
神楽坂にはコロナ以前は毎月のように食事に来ていたが、長く続いた緊急事態宣言のため、約一年振りの訪問。
神楽坂通りの街路樹はすっかり葉が落ち、本格的な冬を迎える準備が出来ている。
今日のランチのお店は、『ル・コキヤージュ』。
モンマルトルにあるような雰囲気のビストロで、お気に入りのフレンチ。
緊急事態宣言のため春に休業し、10月になっても開業できず、このまま閉店してしまうのではと心配した。
そしてやっと11月16日になって再開に漕ぎつけることが出来たのだ。
シェフと店長は以前のままなのだが、フロアスタッフが揃わず営業再開が遅れたようだ。
平日だというのに、店内は満席。
予約の無い客は次々と断られている。
この店の開店を待ちわびていた客が多いということで嬉しい限りだ。
更に驚いたのは、20数人の客の中で男性は私一人だけ。
先日の『ラ・スフォリーナ』に続き、またまた黒一点となってしまった。
今夜のグラスの飲み物が書かれた板が二枚。
赤はワイン。
緑はビールと、驚いたことに日本酒。
フレンチに合うSAKEなのだそうで、品揃えは三種類。
越乃寒梅の灑(サイ)、末廣の遥香(ハルカ)、越乃雪舟の春毅(ハルキ)。
まずはシャンパーニュで乾杯。
ボードヴァン、ブリュット、エヴィデンス。
クリーミーで深い熟成感を持つシャンパーニュ。
リザーヴワインを51%も使っているのだそうだ。
セパージュは、ピノ・ムニエ46%、ピノ・ノワール41%、シャルドネ13%。
ボトルの写真を撮ろうと思い新しいスタッフに頼んだが、忙し過ぎたようで忘れられてしまった。
バゲットが届く。
アントレの一皿目は、エビとアヴォカドのキッシュ。
アントレ二皿目は、洋ナシのキャラメリゼと鴨のサラダ。
鴨と洋ナシがごろごろ入っていて、結構ヴォリューミー。
シャンパーニュを飲み干すと、白ワインをグラスで。
シャン・デ・スール、コルビエール・ブラン、2016年。
シャトー・シャン・デ・スールはラングドックのフィトウに本拠地を置く家族経営のワイナリー。
自然農法によるワイン造りに定評がある。
柑橘系の濃厚な果実味。
強いミネラルを持つ重厚なワインだ。
セパージュは、グルナッシュ・ブラン70%、ルーサンヌ30%。
アントレ三皿目は、鴨肉と豚肉のパテ・ド・カンパーニュ。
このパテカンもパイ皮を使っていないタイプ。
アントレ四皿目は、自家製サーモンの燻製、ヨーグルトのソース。
サーモンはほとんど生の食感でとても美味い。
休業中に新メニューの開発に努めたとのことで、どの料理も一層美味しくなっている。
神楽坂のフレンチ、『ル・コキヤージュ』で彼女と過ごす楽しい午後は続きます。
















